出版社内容情報
日本語の歴史と深く結びついている漢字のことを、たのしくゆかいに知っていこう。笑って読めて、ためになる漢字教室、開講。
内容説明
こんな漢字、読めるかな?教科書やドリルだけじゃ、つまらない!楽しく読めて、世界がひろがる漢字レッスン、始まります。漢和辞典で遊んじゃえ!日本語の歴史をのぞいてみよう!
目次
第1章 この漢字、読めますか?(神様の名前からわかること;日付じゃないの?数字じゃないの? ほか)
第2章 漢字はこんなふうにできている(形があって、発音があって、意味がある;なぜ漢字には音と訓があるのか ほか)
第3章 漢和辞典で遊んじゃえ(日本最初の漢和辞典はどんな辞典?;一番画数の多い漢字を探してみよう ほか)
第4章 漢字はこんなにもゆかいだ!(漱石先生の誤字?;ゆかいな誤植探し ほか)
著者等紹介
今野真二[コンノシンジ]
1958年、神奈川県生まれ。清泉女子大学教授。日本語学専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Aya Murakami
84
他館図書館本 学校では教えてくれない…というよりマニアックすぎて教えることができない漢字の話でした。 間の門は閉まっているのか…?門はもともと閉めるもので絞めた門の隙間から日の光がさしているイメージだそうです。実にマニアック…!並みの先公が教えることができるはずがない! 同音異義ならぬ同訓異字に漢字は表意文字と同時に表音文字とか本当に奥が深い。2022/04/04
ひよピパパ
15
2021年もはや年の瀬。今年はどんな「感じ」の1年だったろうと思い返しながら、「漢字」の本を読んでみた。本書は「14歳の世渡り術」というシリーズの単行本とあって、子どもから大人まで楽しめる内容となっている。様々な古辞書の例を引いて漢字の裏話を教えてくれる他、漢字やその部首を使ったしりとりや、「エン」という音を持つ漢字を交互に挙げていって、挙げられなくなったら負けとなる「エンの切れ目」ゲームといった面白い遊びも提案してくれる。最も画数の多い「興×4」「龍×4」や「直」の字の由来は、人に語りたくなる蘊蓄だ。2021/12/29
デジ姫
9
題名に惹かれて本を手にしたが難しくて頭がこんがらがった。パラパラ読み。2021/07/01