出版社内容情報
聖書の重要ポイントを平易に説き直す。若い人びとへ送る、ほんものの聖書を読むための「予告編」。これで大体のことはわかります。
【著者紹介】
1948年、神奈川県生まれ。社会学者。『はじめての構造主義』、『世界がわかる宗教社会学入門』、『世界は宗教で動いてる』、『ふしぎなキリスト教』(共著)、『ゆかいな仏教』(共著)など著書多数。
内容説明
聖書がわかると世界がわかる。これだれは知っておきたい39のトピックをとってもやさしく教えます。
目次
第1部 旧約聖書から(聖書;天;アダムとイブ;ノアの方舟;アブラハム ほか)
第2部 新約聖書から(神;罪;洗礼者ヨハネ;愛;赦し ほか)
著者等紹介
橋爪大三郎[ハシズメダイサブロウ]
1948年、神奈川県生まれ。社会学者。1977年、東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。1995~2013年、東京工業大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たつや
52
私は大病を患い、死んだと思ったのに、まだ生きている。それがきっかけで神は信じる。この本は良い。解りやすく親切丁寧。勉強もかねて楽しく?読みました。2017/05/15
Natsuki
49
「聖書のあちこちから選りぬきのストーリーを掘り出して・・・」という筆者のメッセージにあるように、39個の厳選トピックスで構成されています。以前絵本で読む聖書を読んだ時は、おとぎ話のようなつくりになっていたせいか、あまりピンとこなかった印象でしたが、こちらはもう一歩踏み込んだ入門書(筆者によれば予告編)といった感じでした。聖書に触れるきっかけとして良さそうです。十字架の説明が生々しくてショッキングでしたが、イラストが可愛い(*^^*)2015/04/18
アキ
23
「ふしぎなキリスト教」も面白かったが、この本は旧約聖書と新約聖書からよりすぐりのストーリーを、ドロップにしてくれおいしく頂けました。民主主義、自然科学、ジャーナリズム、自殺の罪、資本主義など欧米との文化の違いを、キリスト教の原典の聖書を紐解くことで、とっても滋味深く味わうことができました。あくまで個人の感想ですが、明治時代に科学技術が輸入されても、バックボーンとしてのキリスト教が普及しなかったので、現代に至るまで日本ではちょっとした齟齬(論文の不正や裁判での証言の偽証)が起きているような気がします。2018/09/10
りえこ
19
とてもわかりやすく面白かったです。きちんと聖書を読んでから、又、読みたいです。2016/04/27
ふじ
17
アダムとイブの話を抜粋して読み聞かせ。与えられた罰がヘビ→四肢をもぐ 人間→労働、出産、死 っていうのがなんとも。言われてみれば罰っちゃあ罰だけどさ…ちなみに本当は絵本で読み聞かせしたかったものの、裸体のオンパレードに挫折しました。2017/09/06