内容説明
それは「人間とは何か」を知る近道だ。宇宙探査、災害救助から介護の現場まで、人気SF作家が最先端のロボット研究を通して、未来への関わりかたを一緒に考えます。
目次
第1章 ロボットは人類を滅ぼさない
第2章 街でロボットたちと出会う
第3章 人の役に立つということ
第4章 人を楽しませるということ
第5章 人とは何かを考えるということ
第6章 ロボットを考えることは、未来を考えること
著者等紹介
瀬名秀明[セナヒデアキ]
1968年静岡県生まれ。作家、薬学博士。東北大学大学院薬学研究科博士課程修了。1995年に『パラサイト・イヴ』で第2回日本ホラー小説大賞を、1998年に『BRAIN VALLEY』で第19回日本SF大賞を受賞。宮城大学看護学部講師を経て、東北大学機械系特任教授を務めた。小説の他にも文芸誌や科学誌で科学と人間に関したコラムや文芸評論、シンポジウムでの講演、対談の場などで活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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Aya Murakami
37
図書館で借りた本。 愛しのルンバが掃除しやすくするために部屋を片付ける人物のエピソードが好きです。自分は片付けが苦手なのですが、だれかのために片付けして心から喜べるというのは素晴らしいことだと思います。現在そう思える家族がいないので余計に…。2018/07/23
daidai
7
SF参考本として読む。 人間の生活に役立つロボットは今やルンバ等家庭に入り込んでいる(軍事会社の商品とは驚いた)。今後の課題としてはコミュニケーション方面らしいが、育児にロボットを持ち込むのはいかがなものか。10年ほと前に「赤ちゃんが静かになれば自動的に音楽を鳴らす育児おもちゃ?なるものをみて寒気がしたことがある。介護方面だったら介護士たちの重労働を補佐するというロボットだったら、その分介護士らは老人たちと心のコミュニケーションができるとは思うのだが。。。お互いにできないことを補佐する関係がいいと思う。2016/09/25
百万石のマルコ
4
近い将来おとずれるであろうロボットとの社会。その中でひとがどうあるかという話が印象深かった。2010/11/26
ykoji
3
良著。普段ロボットについて考えたことがなかったので参考になった。2010/12/13
うみ
2
がんばれロボコンが好きで、ご町内にロボットたちが普通にいるあの景色に憧れていた。ロボットが好き。ロボットが生活の一部であることが当たり前になる時代が、いつか来ますように。2017/11/13
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