内容説明
イラク戦争、スマトラ島沖地震、オウム事件など、数々の危険な現場の第一線を渡り歩いてきた報道カメラマンによる、ほんまもんの情報との付き合い方。
目次
第1章 頼れる情報か見極めよ!
第2章 矛盾だらけのメディア
第3章 第一に鍛えるべきは「想像力」
第4章 国家とメディアの距離
第5章 君の将来を決める情報選び
第6章 一流は「ひとり」で考える
著者等紹介
宮嶋茂樹[ミヤジマシゲキ]
1961年兵庫県生まれ。日本大学芸術学部写真学科卒業後、写真週刊誌を経て、フリーカメラマンに。「週刊文春」などを中心に活躍。東京拘置所内の麻原彰晃をはじめ、数多くのスクープに成功。96年、編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Aya Murakami
89
14歳からの原発問題の裏紹介、図書館本 徹底したメディアのお偉いさん批判とカメラ愛の本。お偉いさん批判はある程度納得できる部分もあるのですが、なんだか作者の学歴コンプレックスが見え隠れしているような…?大学受験を軽々と…と言っていますが受験勉強は血尿は出るは胃炎になるはでそれなりに大変なのですよ(自分の経験から)。ニュースキャスターのコンプレックスを見抜けるのはコンプレックスを抱えるもの同士でお互いのニオイをかぎ分けているからなのかも? カメラ愛の部分は読んでて楽しい気分になりました。 2021/04/22
angelooo7
10
いい本っていうのは、年を経ることで書かれた当時以上の意味合いを持つ。以前なら、それほど深い意味を感じなかったり下手をすると読み飛ばしてしまったかもしれない部分。今は、真摯に向かい合い噛みしめる事ができる。私の変化・成長と呼応する、そういう本に出会いたい。”ジャーナリスト・自分の行動に責任を持つということは、自分の判断を信じること・そこが本当に危険であるのなら、自分で判断すべき・現場を十分に知らず、安全なところから出てこない人に限って、「危険だ」「退去せよ」と言う”自分で考え判断するとはどういう事なのか?2015/02/22
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9
世の中に、たくさんのウソがあることを学びました。2014/09/23
がんぞ
6
「写真はペンよりも強し」が筆者の信条である。2003年イラクへも行って「自爆テロに巻き込まれる恐れより日本のトーキョーで交通事故や自殺に巻き込まれる危険の方が大きい」と戦士のごとき勇敢さ。時代は筆者の愛用した銀塩からデジタルに移り、成果を瞬時に確認できフィルムの残量を気にする必要もない便利さとともに、容易に改変できる。「商業広告に使われる写真を撮る人とは全く別の職業と思った方がいいだろう」収入面では後者だが、歴史に残るのは筆者ら。親の反対に抗って日大に進学「自分の人生で一人で決めなくてはならない」2015/09/15
雨巫女
5
最近、島原の火砕流の現場に行きました。19年前の出来事でした。時間がたった後なのに、衝撃的でした。私が、現場に行けるわけがないのです。この本は報道の重要性と問題点がわかりやすかった。2010/06/11
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