内容説明
シリーズ初!!人気作家とコラボしたスペシャル版!この恋が、地球を救う!?ミステリ界の俊英・似鳥鶏が選んだ10の恋!さらにそれらをつなぐ書き下ろしプロローグとエピローグを収録!
著者等紹介
似鳥鶏[ニタドリケイ]
1981年千葉県生まれ。2006年『理由あって冬に出る』で鮎川哲也賞に佳作入選し、デビュー。ミステリ、ホラー、青春小説まで幅広く執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
イオちゃん
25
読メの新刊チェックで、feat.が見えなかったので、図書館で借りて初めてこの本の構成を知る。しかも恋愛の短編が10作。胃もたれしないか心配だったけど、すぐ読めてしまったので大丈夫だった。最初の「ヒミツの交換ノート」は微笑ましかったが、短編だけに仕方がないけど、全体的に恋愛ってこんなに簡単か?とつっこみたい。惑星共同体も、これで危険生物のホモサピエンスの生存を許す気になるとは思えないぞ。(←これは未読の方には、何のことやら意味不明ですね。)とりあえず、この本はYA向きの本らしいです。2024/12/09
kitten
8
図書館本。似鳥さんの名前をみて借りたけど、似鳥さんは選んだだけで(あとがき以外は)書いてない。残念。さらっと読める恋愛短編集。個人的には、スタンプラリーの話が気に入った。恋愛の話のはずなのに、男の子そっちのけで話が進んでいくのが面白い。恋って何?どうやって定義するの?そんなの、私もわからんわ。2025/02/25
きぃ✬
6
確かにfeat.とは書いてあるけど、プロローグとエピローグのみであとは入れる作品選んだ側ってだけ。似鳥さんの作品が読みたかった……悲しい。2024/12/04
夏希
5
図書館本。青春から大人な恋まで網羅したザ・恋愛小説10編。なぜか泣いてしまった。まさか恋の「おわり」ではなく、恋の「はじまり」でこんなに泣かされるとは、、年々涙腺が緩んでいるのかもしれない。恋のはじまりはどこに転がっているのか分からないとはまさにこのことだなとも思った。どれも良質な恋愛小説で5分で結末(恋がはじまる)のもよい。正直お気に入りが選べない。それぐらいよかった。恋がしたくなるそんな10編でした❤️2025/02/27
Eri
4
娘小6図書館。 当然と言えば当然なのかもしれないけれど、プロローグが一番面白かった。やっぱり商業作家さんとそうでない人とは違うわ。 このプロローグが刺さらない人はある意味羨ましい。幸せでなにより。 お話で好きだったのは、中学生らしい恋の始まりの『ヒミツの交換ノート』、その後がとても気になる『喫茶店の紳士』、リアルさがちょうどよかった『「こんな俺でよろしければ、」』の三本です。2025/02/26