叢書・同時代の詩<br> Next - 詩集

叢書・同時代の詩
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  • サイズ B6判/ページ数 182p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784309603667
  • NDC分類 911.56

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まず最初に西川が、「緊張してきた」などと口走りつつ、目を半開きにした顔をして左手を斜め前方にあげ、「フグゥー」と唸って「気絶」を表すポーズをとる。 すると相方の松本は、この気絶状態から西川を解放するために「あるある探検隊」を始める。松本が言う「あるあるさんとこの、探検隊を呼ばなあかん」が恒例となっている。 松本は腰と両腕を前後に大きく振りながら「デュデュビデュバデュビ」と掛け声をかけ、続いて「ハィ! ハィ! ハイ、ハイ、ハイ!」 というかけ声に合わせて横にいる西川に手を順次に置き(手の置き方は『左手→右手

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これまで散々詩集を読んできたつもりだが、この詩集が一番良いと思っている。内容としては、その時期の飯島耕一が瀧口修造への失望に暮れてからのみずからになおもまだ決着を迷いながら方々を旅して回る、ような詩集のつくりとなっていて、全体において文体の諦念に満ちたキレが良すぎる。 ――― 深い海の底でしか 花火のはじけない 春 ……………………… 気の狂った娘が線香花火をもって 海岸の砂浜をころがって行く ―――

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