内容説明
領土拡大の野心は、その国の「首都=国の顔」の位置に現れる!かつてその地が選ばれた理由や、新たな地に首都を移す遷都の行動原理と未来図を、地政学の視角からあぶりだす必読書!
目次
1章 北京に見る軍事主体の地政学
2章 ベルリンに見る東方拡大の地政学
3章 モスクワに見る西方抑止の地政学
4章 ロンドンに見る大陸関与の地政学
5章 デリーに見る北西監視の地政学
6章 イスタンブールに見る帝国再興の地政学
7章 ワシントンに見る覇権主義の地政学
8章 ソウルに見る「力の放棄」の地政学
9章 東京に見る開拓精神の地政学
著者等紹介
内藤博文[ナイトウヒロフミ]
1961年生まれ。大学卒業後、新書系の出版社に勤務。現在は、歴史、地理、世界と日本、文化、娯楽などの分野を得意とするライターとして精力的に執筆を行なう一方、地方で実業にも携わっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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金吾
22
一つの見方として面白かったです。北京、モスクワ、ベルリンに関しては良かったです。2025/06/01
Tomonori Yonezawa
4
地元Lib▼'23.8/20 初版▼9章221頁、北京、ベルリン、モスクワ、ロンドン…最後は東京で〆▼お、けっこう面白いぞと思いつつもキッチリ読まない新書らしい本。読み終えてキッチリ読まない理由が、中弛み・尻すぼみというか、途中からコレ地政学じゃなくね?(割と同意はするんだが、それは)著者の見立てでしかないじゃん。という話が増えてくる。▼もう一声感のあった本。2024/04/12