- ホーム
- > 和書
- > 教養
- > ノンフィクション
- > ノンフィクションその他
内容説明
1970年の第1回国際SFシンポジウムから2013年の第2回国際SFシンポジウム(前年のキックオフも含む!)まで!
目次
第1部 第1回国際SFシンポジウム「1970年」全記録(国際SFシンポジウム趣意書;SFと文明 想像を超える現実;国際SFシンポジウム速報レポート ほか)
第2部 第2回国際SFシンポジウム・キックオフ「2012年」全記録(「日本・SF・翻訳―川又千秋『幻詩狩り』英訳を記念して」;時の渦巻―川又千秋『幻詩狩り』論;キックオフ・イベントレポート ほか)
第3部 第2回国際SFシンポジウム「2013年」全記録(SF的思考と物語の力;21世紀SFの夢―自然、文化、未来;21世紀SFの夢―ロボット、AI、創造力 ほか)
著者等紹介
巽孝之[タツミタカユキ]
1955年東京生まれ。SF批評家、慶應義塾大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
1 ~ 1件/全1件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アイカワ
6
これまでに2度開催された海外のSF関係者たちを日本に招致しSFの現況、展望について話し合う国際SFシンポジウムの全レポート。かなりの良書。かつて小松左京とアーサーCクラークが対談しその模様が教育テレビで放送される時代があったなんて。。神話の中の出来事みたいだ。。SF的な角度から今の世界を見て、未来世界を想像することは、SFというジャンルの力を強めるだけでなく、人類の生存や向上の面からも重要なのだということがよくわかった。第二回大会でのパットマーフィーのジェンダーについての講演は特に興味深かった。2016/04/13
スプリント
6
SF界の巨匠たちが来日して見せる子供っぽい行動が面白いです。日本の巨匠たちも同様ですが。2015/12/06
スターライト
5
1970年に開催された第1回、そして2013年に行われた第2回国際SFシンポジウム関連の報告・レポートなどを1冊にまとめた本。予告で本書の刊行を知った時、その画期的なことに驚いたが、日本SF大会で入手して読み終わった今、あらためて各国のSF作家・関係者が集う意味をかみしめている。70年と2013年では、日本SFをめぐる環境はもちろん、我々の社会も激変している中で、SFに何が出来るかを考察したシンポジウムの全貌を明らかにした本書は、今まさに読まれるべき一冊だ。2015/09/06
ろびん
1
第一回が神様だらけで、全く知らなかったので本当に驚愕というか、ほんと神話の出来事って表現そのままの気分ですね……。2018/01/17