出版社内容情報
鐵坊主[テツボウズ]
著・文・その他
内容説明
赤字路線の存廃議論、通勤・通学需要の急減、新幹線開業による在来線の廃止・経営分離…問題山積の各社に現状打破の策はあるか?喫緊の課題や路線の新設・延伸計画から「鉄道会社受難の時代」を乗り越えるための生存戦略と事業ビジョンまでを読み解く!
目次
1章 JR北海道の現在と未来
2章 JR東日本の現在と未来
3章 JR東海の現在と未来
4章 JR西日本の現在と未来
5章 JR四国・JR九州の現在と未来
6章 新幹線の現在と未来
7章 私鉄と第三セクターの現在と未来
8章 JR貨物の現在と未来
9章 日本の鉄道の未来
著者等紹介
鐵坊主[テツボウズ]
1968年生まれ、カナダ在住。鉄道アナリスト、鉄道解説系YouTuber。2020年11月にYouTubeチャンネルを開設。鉄道を中心とする日本の地域交通のあり方について鋭い視点で分析・解説し、人気を集めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Koning
36
カナダ在住Youtuber鐵坊主氏の初著書。海外在住で日本の鉄道をネタにする場合乗るのも撮るのも普通は出来ない所から鉄道の利用者数、地域の人口等と国交省、各鉄道会社発表の資料を合わせGoogle Earth で見せる手法でついには存廃議論のあった市町村とのコラボまでやっちゃった猛者。その彼が集めたデータとYoutube で考察して来た物をまとめ私鉄も含めた鉄道の現在と未来を考える。
おいしゃん
27
著者は、カナダ在住の鉄道解説系YouTuberのため、現地調査はせずあくまでもデータで解説を進める。タイトルの「データが警告」とはそういうことか、と読むのを止めようかとも思ったが、複雑な運賃制度を読み解き、現実的な需要予測などもなされており、意外と本格的な本だった。2023/07/12
紫の煙
15
鉄道マニアでなくても興味深い。地方赤字路線、リニア中央新幹線の未来、JR貨物等問題山積の鉄道であるが、民間企業の問題ではなく日本という国土をどうするのかという事である。過疎地におけるインフラを存続させるのかは、鉄道だけの話ではない。2023/04/14
らっそ
8
文字から鉄坊主さんの声が聞こえてくる。YOUTUBE恐るべし。アボイダブルコストの意味がよく分かった 2023/04/06
竜玄葉潤
4
作者がユーチューバーということで、怪しいかと思ったらそんなことは無い。そもそも、地上系のインフラを鉄道だけ公が整備しない日本、政治家も含めた日本人は鉄道が嫌いなんだな、と思う。2023/07/14
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