出版社内容情報
縄文時代の男女の役割とは?銅鐸の使い道とは?最新の考古学が明かした、縄文・弥生時代の驚くべき姿を明らかにする!
内容説明
クリや雑穀を栽培し、漆工芸品を製作、丸木舟で海を渡り遠隔地と交易した縄文人。そして弥生人は、朝鮮半島と物々交換をし、計画的に集団墓を造成。「倭国大乱」と環濠集落の意外な関係も明らかに…。考古学の驚くべき最新成果とは!
目次
1章 人類はいかにして日本列島に進出したのか(最古の人類とは;北京原人発見の衝撃 ほか)
2章 海を渡り、穀類を栽培…解明が進む縄文の生活(「縄文土器」の発見;貝塚と土器研究の最前線 ほか)
3章 弥生の文化・技術から鮮明になった大陸との交流(弥生文化の発見;弥生人の生産技術と文化 ほか)
4章 邪馬台国を証明する弥生の遺跡はどれか(考古学から見た邪馬台国の論点;邪馬台国の所在地を示す遺跡 ほか)
5章 考古学の成果と未来への課題(縄文の円形指向と弥生の方形指向;阪神淡路大震災と埋蔵文化財調査 ほか)
著者等紹介
山岸良二[ヤマギシリョウジ]
1951年、東京生まれ。慶應義塾大学大学院修士課程修了。専門は日本考古学。東邦大学付属東邦中高校で44年間教壇に立つかたわら、わが国最大の考古学会である日本考古学協会全国理事および千葉大学をはじめ数大学で非常勤講師を歴任。現在、放送大学非常勤講師、習志野市文化財審議会会長。千葉県教育功労者表彰受賞(平成29年度)。講演やテレビ出演多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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