KAWADE夢新書<br> 日本人にとって干支とは何か―東洋の科学「十干・十二支」の謎を解く

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日本人にとって干支とは何か―東洋の科学「十干・十二支」の謎を解く

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  • サイズ 新書判/ページ数 216p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784309504155
  • NDC分類 148.7
  • Cコード C0239

出版社内容情報

なぜ60年で一巡りなのか? 12動物の意味するものは? 日本人と深く結びついた「干支」の謎を紐解く!

内容説明

十干十二支=干支(えと)を、一定期間の「時間の性質」や「方位の吉凶」を知る目安とした古代中国。では、なぜ日本では「その年の十二支の縁起物を飾ると招福になる」「戌=犬を大事にすれば将軍の継嗣が生まれる」などの俗信・行為まで生まれたのか。干支にまつわる言説の“根拠”を解き明かす!

目次

序章 干支と12動物について私たちは何も知らない
第1章 十干も十二支も「陰陽五行説」が基本―そもそも干支とは何か、なぜ「60」で一巡りなのか
第2章 独特の動物観が見えてくる―古代の中国人は、どのように十二支の動物を選んだか
第3章 中国にない行事、風習ができたわけ―渡来した十二支は、日本の動物信仰といかに交ざったか
第4章 寺社の勢力拡大と動物の神格化―神や仏と結びつく中で十二支信仰は生まれた
第5章 柔軟に姿を変え、占いとして定着―十二支の受容と広まりを日本史からたどる
終章 十二支から日本文化を読み解く

著者等紹介

武光誠[タケミツマコト]
1950年、山口県生まれ。東京大学文学部国史学科卒業。同大学院博士課程修了。文学博士。2019年3月に明治学院大学教授を定年で退職。専攻は日本古代史、歴史哲学。比較文化的視点を用いた幅広い観点から日本の思想・文化の研究に取り組む一方、飽くなき探究心で広範な分野にわたる執筆活動を展開している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

めんつゆ

17
干支の歴史は非常に長く、様々な思想が絡み合って複雑だ。現代日本における干支観が成り立つまでの過程を追う本書。時間には「質」があり循環する(季節も然り)という思想、そこから空を十二方位に割り当てた天体、更に木星(Jupiter)もその発展に関わる、北極星(天皇)…、などなど面白い。空亡も占術用語であったか。強いて言えば十二支の中で唯一実在しない「龍」は奇跡、いないとされるものを蘇らせる象徴ともなり得る…といえるのだろうか2022/12/25

桑畑みの吉

2
「干支(えと)」とは本来、十干と十二支を組み合わせたもので、60年で一回りとなる。還暦はこのため60歳となっている。時間の性質や方向の吉凶を知る中国の干支を解説したのが本書の前半部分。それが日本古来の動物信仰と結びついて、独自の発展を遂げたという考察が後半部分となっている。日本で「えと」と言えば十二支だけの場合が多い。この十二支、五行(火水木金土)と陰陽が「土用の丑の日」「羽根つき」「雛祭り」「端午の節句」「酉の市」等の年中行事、神社や寺院の信仰と密接に関係している点が複雑ではあるが興味深かった。  2022/03/15

skr-shower

2
輸入された時は最新科学的思想だった。土着思考と同化し始めると言葉遊び(ダジャレ)が混じり庶民的に。なぜ、こんなに長く生き残っているのか不思議だ。2021/05/14

つくし

1
陰陽五行と正月行事の解説が面白かったです。羽つきすごい。国による十二支の内訳がちょこちょこ違うのはその土地土地の動物への愛着みたいなものが感じられて新鮮。深く掘り下げるというよりも、多角的に切り出されていく「干支」の要素が楽しめる本でした。2024/01/04

新 フミト

0
干支と陰陽五行説の密接な関係を分かり易く説明してくれてます。2021/07/11

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