出版社内容情報
お経には、どんな話が書かれているのか。各宗派の代表的なお経をとりあげ、その中身をわかりやすい現代語訳で説く。
内容説明
葬儀や法事、お寺の行事で仏教僧が唱えるお経、日々の勤行で読むお経―。いっけん難解そうな経文のエッセンスをわかりやすく現代語に訳して解説。釈尊の貴重な教えが、代表的経典からわかる本。
目次
プロローグ お経とは何か
念仏・題目の意味
般若心経―摩訶般若波羅蜜多心経
阿弥陀経―仏説阿弥陀経
法華経(1)―妙法蓮華経方便品第二
法華経(2)―妙法蓮華経如来寿量品第十六
観音経―妙法蓮華経観世音菩薩普門品第二十五
理趣経―般若理趣経
正信偈―正信念仏偈
修証義
知っておきたい葬儀・法要の知識
著者等紹介
鈴木永城[スズキエイジョウ]
1943年、東京都生まれ。駒澤大学仏教学部卒業。高校2年在学中に、一般家庭より曹洞宗にて出家・得度。現在、東陽寺(埼玉県春日部市)東堂。実伝寺、宝昌寺(いずれも茨城県かすみがうら市)住職。曹洞宗関東管区教化センター布教師会顧問。一般社団法人仏教情報センター顧問・名誉会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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keroppi
60
図書館の新刊コーナーで見つけて。最近、お経に触れる機会があったので、お経の原文と現代語訳が書いてあるこの本を読んでみた。やさしくはわからない。悟りは、まだ遠い。2020/08/28
こうふく母
0
聞くだけで全く意味のわからない御経がほぼ宗派に関係なく現代語訳と対比して載せられているので、へぇ~、こういう意味だったんだ、とか、こういう御経もあるんだ、と興味深く読んだ。どの宗教でも、伝えたいことは同じで、人の努力と神仏の助けの両方で人は救われるってことかな?2024/03/01
とんかつ凸カント
0
各宗派の重要経典などを学ぶことが出来た。特に修証義が良かった。感動した。細かな部分で腑に落ちない点はあったけれど、「今」をどう生活するか考えさせられる。「大切に一日を過ごせなかった」と感じた日の終わりや翌日の始まりに、戒めとして読み返そうと思った2023/12/09
たかひー
0
★★★ お経本文の内容などは、タイトルほどやさしくは無かった。何度も読み返さないと理解は難しそう。お経の前段の解説は有用であった。2022/11/17