出版社内容情報
合戦は、戦う者同士が戦術、戦略を駆使して勝利を目ざす知恵比べだ。日本史上の数々の合戦の勝敗を決した要因は何か? 兵力、地形、陣形……など、地図から一目でわかるように解説する!
内容説明
「合戦」は、指揮官が戦略・戦術を駆使して勝利を奪い合う知恵比べでもある。源平合戦や戦国時代の合戦、幕末・維新維の戦争の、勝敗を決した真の要因とは何だったのか。陣形、地形がひと目でわかる地図とともに豊富な資料を駆使して解き明かす。
目次
1章 大兵力が正面から激突した総力戦(南北朝の争乱 鎌倉の戦い(1333年)―新田義貞・脇屋義助と北条高時・北条泰家の戦い
南北朝の争乱 多々良浜の戦い(1336年)―足利尊氏・足利直義と菊池武敏の戦い ほか)
2章 敵の意表を突く奇襲攻撃作戦(古代合戦 平将門の乱(939年)―平将門と平貞盛・藤原秀郷の戦い
源平合戦 倶利伽羅峠の戦い(1183年)―木曾義仲と平維盛の戦い ほか)
3章 堅固な城塞をめぐる大攻防戦(古代合戦 前九年の役(1051年)―安部貞任と源頼義の戦い
戦国合戦 加賀の国一揆(1488年)―富樫政親と加賀一向宗信徒の戦い ほか)
4章 船を駆使した水陸両面の戦い(源平合戦 屋島の戦い(1185年)―源義経と平宗盛の戦い
源平合戦 壇ノ浦の戦い(1185年)―源義経と平宗盛・平知盛の戦い ほか)
5章 援軍が勝敗を決した救援作戦(源平合戦 平治の乱(1159年)―平清盛・平重盛・源頼政と源義朝・藤原信頼の戦い
戦国合戦 姉川の戦い(1570年)―織田信長・徳川家康と朝倉景健・浅井長政の戦い ほか)
著者等紹介
中村達彦[ナカムラタツヒコ]
1966年、大阪府生まれ。東北学院大学卒業。幼少のころから歴史分野の読書に没頭し、それが昂じてライター活動に入る。戦史・兵器に造詣が深く、戦史については戦国時代から近未来まで、兵器については陸海空から宇宙まで、その興味が尽きることはない(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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