内容説明
金科玉条とされるビジネスの鉄則や常道を疑い、一から見直した者がいま、成功をつかんでいる!逆発想で成果をあげた実例を取りあげ、あなたのビジネス感覚を鍛え直す本。
目次
1章 「理屈」に縛られるから、「柔軟さ」が封じられる((常識)百貨店では、それぞれの売り場の担当の販売員が接客する(逆発想)販売員は自分の担当の垣根を越えて接客せよ…なぜか?
(常識)新製品の宣伝は、その特長をくわしく伝えるべきである(逆発想)新製品の情報は、出し惜しみしたほうがいい…なぜか? ほか)
2章 「基本」を妄信するから、「ダイナミズム」が失われる((常識)会社を創業したら、可能なかぎり事業を継続すべきである(逆発想)創業者が、事業を継続することに縛られる必要はない…なぜか?
(常識)商品は整然と美しくディスプレーすべきである(逆発想)わざとゴチャゴチャに陳列せよ…なぜか? ほか)
3章 「無意味」と決めこむから、「隠れた価値」に気づかない((常識)大店舗や本社オフィスの立地は、大都市が有利である(逆発想)地方都市や過疎地のメリットを考えよ…それは何か?
(常識)顧客に売りこむときはデメリットを伏せ、利点を強調する(逆発想)デメリットも伝えたほうが売り上げが伸びる…なぜか? ほか)
4章 「不可能」と投げだすから、「活路」が見いだせない((常識)開発した試作品に、期待する性能が出なければ開発を中止する(逆発想)別の用途で需要がないか考えてみよ…どんな場合か?
(常識)設備投資などにかける資金がなければ、開業できない(逆発想)開業費用をおさえる方法がある…どんな方法か? ほか)
5章 「常道」に囚われるから、「新しい方法」が試せない((常識)得意客への情報発信には、ダイレクトメールが有効(逆発想)携帯メールのほうが効果が大きい場合がある…どんな場合か?
(常識)企業のホームページは、ネット通販や自社PRを目的として制作する(逆発想)アフターサービスや顧客囲いこみにも使える…どう使うか? ほか)
著者等紹介
丸山隆平[マルヤマリュウヘイ]
1948年、長野県生まれ。早稲田大学第一文学部卒。日刊工業新聞社で、第一線の経済・産業記者として活躍。企業経営問題、情報通信、コンピュータ産業、流通、ニュービジネス、ベンチャービジネスほかを担当。現在、フリーの産業ジャーナリストとして活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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