内容説明
多くの人の心をつかむヒット商品を生み出せる人、営業・販売のスゴ腕としてバンバン売る人、斬新な発想で業務を改善し成果を上げる人…デキる人と平凡な人の差は、じつは“企画力”にある。いい企画を生める人は、どこがどう違うのか?それは才能でもセンスでもなく、ちょっとしたものの見方や考え方、つきあい方の違い―日々の習慣の差なのだ。
目次
プロローグ 「創造と変化の人」への脱却―「いい企画」を生みだすのはセンスではなく日々の習慣
1 「柔軟な頭」で新境地を開きたいあなたへ―視野が広がり、人が見える思考習慣のススメ
2 「斬新な発想」で勝負したいあなたへ―良質で効率のよい情報収集習慣のススメ
3 「使えるアイデア」を求めるあなたへ―人を活かし、活かされる人づきあい習慣のススメ
4 「企画立案」に汲々としているあなたへ―企画をヒットさせる行動・発想習慣のススメ
5 いつも「結果がイマイチ」のあなたへ―才能と努力の邪魔をする悪癖改善のススメ
著者等紹介
小泉十三[コイズミジュウゾウ]
1956年生まれ。早稲田大学文学部卒業後、出版社に入社し、一般書、実用書の編集に携わる。その後、独立して事務所を構え、現在は単行本、雑誌への執筆活動を精力的に行なっている。人々の動きや、社会の情勢から、その裏と根底にあるものを浮き彫りにし、意外な事実や法則を抽出するが、その視点は大衆をとらえつつも、真理を見据えており鋭い
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みさぞ。
2
思考の整理、考えるツールの棚卸し、インプットの因数分解、などのためにはいい本かなと思う。若手に勧めることはできるかな。2016/10/31
のの
1
「ひと言でいえば、ギリギリまで考えない、努力しない人間には、「ひらめき」も「名企画」も浮かばないということ。なんだか修身の教科書みたいな結論だが、これはやはり事実だろうと思う」(本文より引用)。ひらめきが自然発生的なものであるという誤解が解けただけでも、本書を読んだ価値はあったのかも。ボーッとせずに、あらゆる物事の品評者になり、そこに潜む魅力や欠点を探していこうと思います。2019/04/11