内容説明
仕事に必要な本や資料、試験用のテキストを、たったの数分で読み終え、確実に頭に入れることができたら…。この願いを実現するのが速読術である。ギネスブックで世界最速と認定されたH・S・ベルグ氏のノウハウを日本語向きに修正し、斉藤式速読術と融合して紹介。これで月50冊の読破も可能になる。
目次
1 ギネスが認定したこれが“速読王”の実力だ
2 “世界最速”を実現する基本ノウハウを知りなさい
3 たちまち内容を把握するここが本の目のつけ所
4 難解な専門書も怖くない「3段ロケット式読書法」の威力
5 本物の速読に欠かせない記憶力と集中力の高め方
6 速読研究の成果を凝縮した12の最強テクニック
7 この訓練プログラムで月50冊読破も可能だ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
uD
12
速読のギネス記録… ギネスってなんでもあっておもしろいですね。 著者は速読法を使って月50冊もの本を読破している!と謳っています。 それが本当なのだとしたら…(いや、きっと本当なのでしょう) 逆説的ではありますが、著者の読書時間は極めて少ないということになりますね。 熟読している本もあるのかな?あると書いていたような。 いずれにせよ、いくら速く読めるようになったとしても読書時間は減らさないようにしたいものです。 改めてその気持ちが強くなった、という意味で僕にとって価値ある本でした。2018/08/31
ペコリ彡: D8┓
1
図書館から。集中力、記憶力を高めることが速読に繋がるとは思うけどそれが難しい。この本を読むのも時間がかかったなぁ(^^;2015/12/16
Chihiro Hamada
1
速読に興味あったので,図書館で借りて読んでみた。音読や黙読ではなく,イメージで捉まえる「視読」というメソッドが自分にとってすごく価値のある内容だった。速読をマスターしようとは思わない。しかし,急いで文章を読むケースは日常で多々ある。きっと無意識に視読はできていたんだろうけれど,これからは視読を意識して文章を理解するようにしたい。2014/11/20
kenkou51
1
90年代に出版された古い本であるだが、今読んでみると園氏や宇津出氏の速読術のベースになっているようなところがあるように思えた。目的別速読術の試験勉強に関する記述で、読むことと勉強することを明確に区別できる人が試験に強い人という指摘は、示唆に富んでいる。多くの人が読むことと学ぶことを混同しながら読んでいるため時間が足りなくなり、中途半端に試験勉強が終わってしまう。2013/08/01
sho
0
1999年の本と少し古いが、理論は今日でも十分通用するように思えたので、時間を見つけて実戦していきたい。3段階のステップ、ページの捉え方、訓練方法、読書の意義と使い分け。2014/05/25