内容説明
遊ぶ金欲しさに他人を襲い、小遣い稼ぎのために体を売る子供たち。“お金中心”の消費社会でターゲットにされる子供たちに、バランスよい金銭感覚を身につけさせるにはどうすればよいか。お金では買えない大切なものをどう教えるか…。現代の子育ては「お金のしつけ」からはじまる。
目次
序 なぜ、親も学校も“お金の教育”ができないのか
1 お金万能の世の中で“心”を失う子どもたち
2 お金の“魔性”をどこまで知っていますか
3 「知育」よりも大事な学校での「自育」とは
4 「お金のしつけ」は“人になる”ための第一歩
5 お金に振り回されない生き方を求めて
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
のり
3
子育ては、親の「自分育て」でもある。お金の乱れは心の乱れの指標。お金のしつけ10か条①いたずらをしっかり大きく受け止める②子どもらしさを失わせる我慢を押し付けない③工夫しようとする努力を認め励ます④ものづくりを通してやわらかな発想力を⑤見当をつける体験で全体を大づかみする力を⑥家計の実際を伝え、自分も役立つと感じる役割を⑦仕事と豊かな生活感覚が結びつくように⑧ものにこめられた「人の心」に気づけるように⑨無駄や無用の「値打ち」がわかるように⑩親自身も欲望に執着しない生き方に努める。2016/06/05
AI
0
「お金の教育はこんなに大事だからしましょう」という内容をひたすら表現を変えて言い続けてるだけで、具体的な方法論だとかエピソードとかがまるでない。つまり、全くお金の教育を大事に思ってない人を説得するみたいな内容なのだが、しかしこのタイトルの本を手にした時点でお金の教育には興味ある読者だと思うので、誰をターゲットにして書いたのか謎の本。具体性が乏しく主観によってるので肝心の説得力もあまり無いし…。2018/11/30
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