高校野球を変えた男 原貢のケンカ野球一代―息子・原辰徳、孫・菅野智之に刻み込まれたチャレンジ魂

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  • サイズ B6判/ページ数 191p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784838727179
  • NDC分類 783.7
  • Cコード C0095

出版社内容情報

「野球も人生も勝たないかんばい」
二度の全国制覇を成し遂げたケンカ野球は、合理的な発想と不屈の情熱に裏打ちされていた。
伝説の野球人の破天荒な生き様。

「野球も人生も勝たないかんばい」
二度の全国制覇を成し遂げたケンカ野球は、合理的な発想と不屈の情熱に裏打ちされていた。
伝説の野球人の破天荒な生き様。

原辰徳、菅野智之の野球の原点は、すべて「彼」だった!
「人生はチャレンジだ。堂々と前に進め」と檄を飛ばし続けた男の半生が、14時間のロングインタビューで、いま蘇る!

原 貢(はら・みつぐ)
1936年佐賀県生まれ。東海大学野球部名誉総監督。1965年、初出場の福岡・三池工を率いた夏の甲子園大会で全国制覇。5年後には東海大相模の監督として再び全国制覇を成し遂げる。1977年、東海大学野球部監督に就任。首都大学リーグ通算13度の優勝を達成。2014年5月29日、78歳で逝去。


目次

第1章 ケンカ一代
お別れの会  
野球も人生も勝たないかんばい  
辰徳がお手本にする“大牟田流”  
貢が菅野に説いた「勇気」とは  

第2章 鬼父
すべては“夜這い”から始まった  
玉のような男の子  
ケンカの仕方  
ケンカの実践  
三池工監督  

第3章 凱旋パレード
炭塵爆発とキノコ雲  
雨にも負けず  
ヤマの子がウミの子に勝った  
松前重義  
涙の大牟田駅プラットホーム  

第4章 鬼監督
辰徳、右足首複雑骨折  
“鬼母”を演じたカツヨ  
“父子鷹”の甲子園デビュー戦  
NHKの困惑  
狂気の千本ノック  
19対0で甲子園切符  
おれもつらかったんだぞ  

第5章 原風景
佐賀県神埼郡三田川村  
特攻隊を見送って  
3球勝負のエース  
権藤博と美しい姉たち  
甲子園の夢破れて  
根本行都と飛田穂洲  
同根の弟子だった辰徳と松井秀喜  
大塚晶文  

第6章 「おーちゃん」と「智」  
詠美の子をドラフト1位で巨人に   
野手向きじゃなかった「智」  
小山正明のように  
菅野は巨人がダメなら  
日本一幸せなお爺ちゃん  

第7章 受け継がれたケンカ魂
最後の東京ドーム  
倒れた貢  
菅野が捧げたウイニングボール  
別れの日  
熱球院釋貢勝  

あとがき  

目次

第1章 ケンカ一代
お別れの会  
野球も人生も勝たないかんばい  
辰徳がお手本にする“大牟田流”  
貢が菅野に説いた「勇気」とは  

第2章 鬼父
すべては“夜這い”から始まった  
玉のような男の子  
ケンカの仕方  
ケンカの実践  
三池工監督  

第3章 凱旋パレード
炭塵爆発とキノコ雲  
雨にも負けず  
ヤマの子がウミの子に勝った  
松前重義  
涙の大牟田駅プラットホーム  

第4章 鬼監督
辰徳、右足首複雑骨折  
“鬼母”を演じたカツヨ  
“父子鷹”の甲子園デビュー戦  
NHKの困惑  
狂気の千本ノック  
19対0で甲子園切符  
おれもつらかったんだぞ  

第5章 原風景
佐賀県神埼郡三田川村  
特攻隊を見送って  
3球勝負のエース  
権藤博と美しい姉たち  
甲子園の夢破れて  
根本行都と飛田穂洲  
同根の弟子だった辰徳と松井秀喜  
大塚晶文  

第6章 「おーちゃん」と「智」  
詠美の子をドラフト1位で巨人に   
野手向きじゃなかった「智」  
小山正明のように  
菅野は巨人がダメなら  
日本一幸せなお爺ちゃん  

第7章 受け継がれたケンカ魂
最後の東京ドーム  
倒れた貢  
菅野が捧げたウイニングボール  
別れの日  
熱球院釋貢勝  

あとがき

【著者紹介】
1954年石川県生まれ。ノンフィクションライター。明治大卒。『新説・ON物語』(双葉社)、『松井秀喜 試練を力に変えて 5打席連続敬遠 20年目の真実』(ベースボール・マガジン社)、『ダルビッシュ有はどこから来たのか』(潮出版社)など著書多数。

内容説明

原辰徳、菅野智之の野球の原点は、すべて「彼」だった!「人生はチャレンジだ。堂々と前に進め」と檄を飛ばし続けた男の半生が、14時間のロングインタビューで、いま蘇る!

目次

第1章 ケンカ一代
第2章 鬼父
第3章 凱旋パレード
第4章 鬼監督
第5章 原風景
第6章 「おーちゃん」と「智」
第7章 受け継がれたケンカ魂

著者等紹介

松下茂典[マツシタシゲノリ]
1954年石川県生まれ。ノンフィクションライター。明治大卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よこしま

21
巨人ファン、高校野球ファンなら読んでおきたい1冊かも。今日は奇しくも、原貢さんがお亡くなりなって丁度1年です。息子が巨人監督・原辰徳、孫が同投手・菅野智行、野球一家。また東海大相模の基礎を築き、さらには東海大学や系列高校の総監督として、数多くの野球選手を輩出したことは球界にとって偉大なるお方でした。攻めの人生がすごい。下半身を重視しフルスイング、バントなし。厳しい面が強いですが、怪我した選手などへの優しさも伝わったきました。去年は大学が日本選手権で優勝、系列高も4校が甲子園。慕われていた象徴ですね。2015/06/06

Humbaba

9
家族だからこそ、普通の相手よりも厳しく指導する。才能がなければ普通の選手同様に扱うこともできたかも知れないが、才能がありチームの中心となり得るような選手であれば、なおのこと特別扱いはできない。指導される側も辛いが、自分の子供をそのように指導しなければならない立場もまたつらいものである。2015/01/11

SU

2
高校時代の先生が監督として東海大相模と甲子園で対戦していて、その記述が詳しく書いて有って「おぉ!」と思いました。2015/04/06

しゅんぺい(笑)

2
原貢さんの、息子の原辰徳さんと孫の菅野智之さんも取り混ぜた人生記。 ケンカ野球、といわれているのは、とても攻撃重視な野球観だったから。練習のやり方も、厳しい。息子には、ことさら厳しくしていたみたい。 原貢さんのことは知らなかったけど、このひとがいてこその原辰徳さんやねんなぁと思った。 こういう本にしては、読みやすかったな。2014/11/15

lonely_jean

1
アンチ巨人の方々にも薦めたい。野球好きなら是非読んでほしい。日本野球の歴史についてもかなり触れられている。親子とは、教えるとは、ということも当然考えさせられる。貢は本当に明るい人だったのだろう。すると息子は似る…よりも、多少屈託するのが自然なのかもしれない。巨人は、菅野は、どうなる。2022/01/12

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