内容説明
歴代の権力者たちによる大量粛清、暗殺、復讐劇…身の毛もよだつ殺戮は、どのようにして繰り返されてきたのか?戦慄の中国秘史をつぶさに検証する。
目次
1章 殷から秦の滅亡まで―古代王朝の凄まじい処刑と過酷な独裁政治の恐怖
2章 漢の全盛期―長期政権の陰で起きた血で血を洗う忌わしき政争
3章 漢の滅亡から群雄割拠の時代へ―困窮する国民を捨ておき果てしなく続く覇権争い
4章 隋から唐の滅亡まで―陰謀と暗殺を繰り返し唐が世界帝国へと膨張
5章 五代十国時代からモンゴル帝国まで―侵略のたびに実行された殺戮と歴史に残る残虐刑の数々
6章 元の滅亡から明まで―冷酷極まりない大粛清と宦官の専横ですすむ政治腐敗
7章 清の興亡―新興宗教と秘密結社がはびこり外からは列強が侵蝕…
8章 日清戦争から満州国建国まで―“死に体”となった中国で不気味にうごめく政治勢力
9章 国共内戦から天安門事件まで―権力を奪取した共産党の絶え間ない内外闘争