新潮文庫<br> もう一杯だけ飲んで帰ろう。

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新潮文庫
もう一杯だけ飲んで帰ろう。

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  • サイズ 文庫判/ページ数 304p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784101058375
  • NDC分類 915.6
  • Cコード C0195

出版社内容情報

居心地最高な西荻窪の焼鳥屋、喧噪を忘れる新宿の蕎麦屋、朝まで開いている中野の鮨屋に、激辛好きも唸る吉祥寺のラオス・タイ料理店。神田で羊を食べ尽くし、永福町でチーズにとろけ、立石ではしご酒を愉しむ。今日もまた、うまい肴と好きな人との時間をアテに、つい頼んでしまうもう一杯。夫婦で綴る、めくるめく“外飲み”エッセイ! 文庫書き下ろし「乗り越えて釜山(プサン)タコ鍋旅」を収録。

内容説明

居心地最高な西荻窪の焼鳥屋、喧噪を忘れる新宿の蕎麦屋、朝まで開いている中野の鮨屋に、激辛好きも唸る吉祥寺のラオス・タイ料理店。神田で羊を食べ尽くし、永福町でチーズにとろけ、立石ではしご酒を愉しむ。今日もまた、うまい肴と好きな人との時間をアテに、つい頼んでしまうもう一杯。夫婦で綴る、めくるめく“外飲み”エッセイ!文庫書き下ろし「乗り越えて釜山タコ鍋旅」を収録。

目次

西荻窪といえばここ
出汁にひたる西荻窪
西荻窪のただしい居酒屋
阿佐ヶ谷の日本一トルコ
荻窪の顔
高円寺の古本酒場
落ち合って大阪
五反田で愛する魚を
阿佐ヶ谷の宇和島
もう一リットルの西荻窪
香港で蟹静寂
ラオス経由吉祥寺
西荻窪でジュージュー
二度づけ禁止の高田馬場
荻窪・カンヅメ・ソウル
芝居のあとの下北沢
立石で大人の遠足
新宿で蕎麦屋呑み
気軽にふらり中野鮨
吉祥寺の中華街〔ほか〕

著者等紹介

角田光代[カクタミツヨ]
1967(昭和42)年神奈川県生れ。早稲田大学第一文学部卒業。’90(平成2)年「幸福な遊戯」で海燕新人文学賞を受賞しデビュー。2005年『対岸の彼女』で直木賞、’07年『八日目の〓』で中央公論文芸賞、’12年『紙の月』で柴田錬三郎賞、’14年『私のなかの彼女』で河合隼雄物語賞、’21(令和3)年『源氏物語』訳で読売文学賞を受賞

河野丈洋[コウノタケヒロ]
1978(昭和53)年生れ。2001(平成13)年、GOING UNDER GROUNDのドラマーとしてデビュー。’09年より劇伴音楽の分野で活動を開始、’15年同バンドを脱退。以後TVドラマや舞台、映画、CM音楽などの作曲を行い、’18年、音楽を担当したドラマ『乱反射』が文化庁芸術祭賞優秀賞を受賞。アーティストへの楽曲提供も行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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piro

32
角田光代・河野丈洋夫妻がそれぞれ同じ店について語る飲み歩きエッセイ。お二人のテリトリーの西荻窪〜高円寺辺りのお店が中心。西荻窪近辺は良さげなお店がたくさんあっていいなぁ。行きたいお店がたくさん。そしてお二人の仲の良さがふんわりと伝わってくる楽しいエッセイでした。是非とも一緒に飲みに行きたい方々です。食べ物の好みは違うようですが、「人と飲む」と言うことに関しては価値観が近いようで、それも仲の良い理由なのでしょう。2024/05/21

penguin-blue

30
作家の角田光代さんとミュージシャンの河野丈洋さん夫妻がふたりで訪れた「飲める」お店の感想を交互に綴った連載をまとめた一冊。飲み物や食べ物の好みも、いろいろな意味での飲み方も微妙に違うのだけれどお互いの好きや嫌いを許容しつつ、それぞれが自分のペースで、たまには友人達も交えて楽しく飲んでいる。ひとりで飲むのも楽しいけれど、楽しく飲める相方がいるのはまさに至福。行間から幸せがあふれている。紹介されているお店も家から行こうと思えば行ける範囲のなかなかに魅力的なお店ばかりで、その意味でも楽しい一冊。2024/03/13

TSUBASA

20
角田光代・河野丈洋の飲んべ夫婦が二人で行った美味しいお店。同じお店について夫妻それぞれが文をしたためている。最近飲んべのご縁で色んなお店に行く機会が増えたのだけど、若いときはただ安く酔えれば良いと思ってたのが乙な味やこだわりのお店というのにも触れてきて良さがわかってきたお年ごろ。お二人がお酒と料理に舌鼓を打って名残惜しく「もう一杯だけ」と方々のお店で垂れるのも頷けますわ。惜しむらくは東京西側のお店の紹介が多くてなじみが少なかったんですわな。いや、これから行ってみたいお店候補にしておけば良いか。2024/06/26

緋莢

19
図書館本。同じ店について、角田光代と河野丈洋(ミュージシャン)夫妻のそれぞれのエッセイが収録された本。「はじめに」で書かれていますが、食の好みは結構違うけど、好きな人と気持ちよく飲めるのが好きというのは同じらしく、それが良いんだろうなぁ、というのが読んでいて伝わってきました。出汁がとても美味しく、鯛茶漬けが食べてみたい!となった西荻窪の「にしおぎぶち」。酒をそんなに飲めないので、多分、自分ではやらないだろうけど、それでも、2人がやっていると、良いな~と思える(続く2024/05/09

奏市

13
夫婦で酒場に行きその時の感想を夫婦各々が3ページ程ずつに纏めたもの。39店舗分。荻窪周辺が多く角田さんの小説『ドラママチ』の舞台はこういう所なのかと想像する。並行して読んだ『結婚とわたし』の山内マリコさん夫妻とは対照的にアグレッシブに外出るのが好きな夫婦。角田さん夫妻、山内さん夫妻とも子がいないこともあってか夫婦の時間が充実しているのが伝わる。作家の角田さんはともかく旦那さんの河野さんが文章うまく妙に心残る内容もある。お二人とも人と飲むのが好きなのがよく伝わり、反対に自分は一人酒が好きだなと改めて思った。2024/03/24

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