内容説明
学校の理科で習った「元素」に親しめなかったあなた、それは元素の本当の面白さを知らないから。私たちの生活のすべてをカバーする全118元素のスゴさと魅力に驚く一冊。
目次
プロローグ 文系の人にもよくわかる元素の基礎知識
1 誰もが知ってる超メジャーな元素―水を殺菌する「塩素」から10円玉の原料になる「銅」まで
2 薬にもなれば毒にも…人体と関係が深い元素―空気中にある「酸素」から骨や歯をつくる「カルシウム」まで
3 いま大活躍の元素レアアース―非常口マークに使う「ジスプロシウム」から通信に欠かせない「エルビウム」まで
4 先端技術を担う元素レアメタル―ケータイの電池に使う「リチウム」から菓子の乾燥剤の成分「ケイ素」まで
5 なんだか気になるキャラの強い元素―ネオンサインに使われる「ネオン」からもっとも重い気体「ラドン」まで
6 意外なところで役立つへえ、そうなの…な元素―万年筆に使う「オスミウム」からコピー機を生んだ「セレン」まで
7 人類の英知が結晶した人工の元素―世界初の「テクネチウム」から日本で検出された「ウンウントリウム」まで
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
カガミ
2
理科の勉強はあまりしてこなかった人でも、興味さえあれば楽しく読めると思います。2016/10/20
naoto
2
元素の本を読むと思うのは、原子核に何個の陽子があるかだけでこんなに多彩な元素ができる不思議。最外郭電子数による、という理屈はわかってはいても、やっぱり不思議。水銀がかなり重い元素ながら、常温で液体なのも不思議。そもそも、常温での気体・液体・固体って、どんな要因で決まるんだろう?なんで原子番号43のテクネチウムは自然にはないの?疑問は広がり、ますます元素の世界にハマっていく…2013/10/27
クェーサー
2
周期表に載ってる元素を端から端までさーっと紹介する本。周期表はカルシウムまでしか覚えてなくて、後は+αでちょっと知ってる程度でも読んでふーんとかマジで!?と思える。日用品の何に使われてるかとか書いてくれてるので、お前そんなとこにいたん!?みたいな驚きがあった。マグネシウムとか。沢山使うのに日本にないんかー…とかも。最後の方の人工元素、ウンウン軍団(笑)とか気にしたことなかったけど、まだ名前決まってないからあんな名前なんだなとか知れた。流石に全部書こうとすると内容の濃さは諦めなきゃならないっぽい。2012/09/13
まーしゃる
1
うーん、難しい…2021/05/15
naoto
1
4年前に読んでいたとは知らず、BOOK・OFFで買ってしまった。読んでる間も気がつかないとは、読んだものが全然身についてないってことか?ま、だいたいの内容は知ってたから、ある程度残ってはいたのか。2017/12/12