内容説明
「長期政権の崩壊」「天然資源の開発ラッシュ」「急速すぎる経済成長」「民族紛争と虐殺」「蔓延する感染症の猛威」…いまのアフリカがわかる本。
目次
プロローグ 10億人が生きる大地のいま現在の姿―押さえておくべき、アフリカの基礎知識
1 長い独裁政治を経て迎えた“変革時代”のウラ側とは―激変する政治体制の最新事情
2 経済成長を可能にする実力と将来性とは―飛躍する経済とアフリカ企業
3 動き出した大陸の、資源・エネルギー・ITパワーとは―世界を惹きつける原動力
4 経済支援・企業進出・資源確保をめぐる日本の動向とは―緊密化する日本とアフリカの関係
5 泥沼の武力闘争は、何が原因で、どこに向かうのか―大陸を震撼させる紛争・内戦のゆくえ
6 人々が直面している飢餓・環境破壊・治安問題とは―アフリカに残されている問題
7 人類を生んだ地の多彩な衣食住を知る―世界に誇る自然・文化・風習
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kinkin
98
2011年発行のアフリカについてのまとめ本。一重にアフリカといっても本で語るにはおおきすぎる。地中海、太平洋、大西洋に囲まれた巨大な大陸、そこで暮らす人々、経済活動、自然、文化など。気になったのは中国がこのアフリカにもいろいろな麺で進出していること、そして多民族間の紛争、人工の増加に伴う飢餓など。今までジャングルやサバンナがあって野生動物と人というイメージで頭の仲は固まっていた。熱帯雨林というのは地図で見るとほんの少し、開発でそれもやがて失うのか。10年前の本なので少し古いかもしれないが自分的には◎2023/01/17
Nao
2
トイレ読書でほぼ完読。このシリーズにしては意外に読みずらく、アフリカのことがあんまり頭に入らなかったなあ。南アフリカが急速に経済成長してるとか、ほぉーっと思う内容もあったけど。2014/12/07