出版社内容情報
フリーメイソンに代表される「秘密結社」とは、いったいどんな集団なのか? いつどこで誕生し、どんな活動を行なっているのか? 世界中に広がる数々の政治的・犯罪的・宗教的秘密結社の謎に肉薄する本!
内容説明
不気味で怪しい儀式、秘密の合言葉、数々の歴史的事件との関わり…暗闇に蠢く秘密結社の、思惑と活動の実態とは?知られざる“地下組織”の実像に肉薄する。
目次
1 フリーメイソン―世界中に会員をもつ最大の秘密結社
2 テンプル騎士団―崇高な理想を掲げつつも異端とされた宗教騎士団
3 薔薇十字団―西洋の知識人を熱狂させた伝説の神秘主義集団
4 シオン修道会―『ダ・ヴィンチ・コード』で注目され、論争を呼んだ結社
5 イルミナティ―「自由と平等」を追い求めた急進的政治結社
6 KKK(クー・クラックス・クラン)―白装束に身を包む白人至上主義集団
7 異端・オカルト系の秘密結社―“人智を超えた何か”を探求する謎の集団の数々
8 政治・軍事的な秘密結社―世界史をも動かしてきた革命的過激結社の数々
9 マフィア&暗殺結社―世界で暗躍する恐怖の犯罪組織
10 中国の秘密結社―古代から現代までの、中国の闇社会の実態
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
カザリ
34
トリビア的で著者の考察がない本は面白くないの見本。とはいうものの、念頭にあった概念を見つけたので、掘り下げるチャンスに。退屈しのぎにはいいのかな。2015/07/19
キャモメ
3
フリーメイソンやイルミナティぐらいしか知らなかったが、世界にはたくさんの秘密結社なるものが存在するということがわかった。犯罪的な秘密結社、政治的な秘密結社、様々あるが、どれも総じてミステリアス。案外自分の周りにも秘密結社ってあるのかもなぁと思った。2018/12/26
nAo
2
とても良かった。メジャーな結社からマイナーな結社まで、判りやすく丁寧に書いてある。昔も今も・・・いろんな方々がいらっしゃいます。。。2013/02/07
boutiquekouichi
1
このテの雑学本はおもしろいからついつい読んじゃうなー大抵内容は似たり寄ったりな気がするけど。。と思いきや、フリーメイソンなどの有名どころは色々な視点からのアプローチが凝縮されていて二倍楽しめた!一番印象的だったのは、プロローグでさらっと触れられていた、日本で秘密結社が生まれなかった理由だろうか。疑問にすら思わなかったので、なるほどなあの一言に尽きる。2012/03/26
toyotama32
1
面白かったです。ただただ面白半分に煽るような内容ではなく、結社の成り立ちや種類などについてきちんと書かれていて興味深く読めました。これを読んでから洋画や洋書等にあたると面白さが深まると思います。2010/06/30