内容説明
イチローは“特別な資質に恵まれた人間”なのではない。彼の天才ぶりは、努力や信念に裏打ちされた行動の賜物に他ならない。そこには限界を突破する「発想」と「意志」があった。
目次
序章 彼は、誰も真似できない「天才」なのか 時代に輝きを放つ理想の成功者イチロー
1章 イチローの努力と忍耐に学ぶ 抜群のセンス、旺盛な意欲はいかに育まれるか
2章 イチローの才能開発に学ぶ 己を100%信頼し、つねに主体的に行動を起こす
3章 イチローの判断力に学ぶ 絶体絶命のピンチを千載一遇のチャンスに変える
4章 イチローの真の魅力に学ぶ メジャーリーガーに備わる「プロの姿勢」とは
5章 イチローの精神性に学ぶ プレッシャーを手玉にとる「勝者の思考」とは
6章 イチローの“主義”に学ぶ 壁を乗り越えていく「勝者の行動」とは
7章 イチローの創造性に学ぶ 潜在能力は、こうして最大限に引き出す
8章 イチローの心理コントロールに学ぶ 「集中」と「リラックス」を自在にON/OFFする法
著者等紹介
児玉光雄[コダマミツオ]
1947年、兵庫県生まれ。京都大学工学部卒。UCLA大学院卒。住友電気工業研究開発本部に勤務後、米国オリンピック委員会スポーツ科学部門で、最先端のスポーツ科学を研究。帰国後、スポーツのトッププレーヤーのメンタルトレーナーとして独自のイメージトレーニング理論を開発。現在、鹿屋体育大学助教授。日本スポーツ心理学会会員
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ばりぼー
42
再熟読。オリックス入団当初、一軍と二軍を行ったり来たりしていた時期に、二軍でじっくりと自分のバッティングを確立したエピソードから、「成功というのは、時刻表のないバス停でバスを待っているようなもの。いつかバスが来るという期待を持って待っても、バスが来るという保証はまったくない。『ひょっとしたら廃線になってしまっているかもしれない』という不安が心の中に湧き上がってくる。だから、ほとんどの人が待つ忍耐を放棄してバス停から立ち去ってしまう。成功をつかめない人に欠けているのは、才能ではなく忍耐力である。」2017/04/09
かいちゃん
32
勇気がでると同時に、しっかり目標をみながら芯はぶれずに、と思った。いい本だったわ。2020/06/08
糜竺(びじく)
21
イチローの価値観に触れることが出来た。2024/01/29
シフ子
1
2011/9/72004/10/13
mmmatomm
0
イチローの天才は、やはりまだ理解できないなあ。2010/12/26