内容説明
武蔵野の辺地になぜ大都市「江戸」が誕生した?京都盆地に都が栄えた地理的事情とは?日本史の「なぜ」を地図で解き明かした話題の書。
目次
1 列島を俯瞰して初めてわかるこの国の成り立ち
2 なぜ東国の鄙辺に大都市「江戸」が誕生しえたのか
3 政治・経済の中心として「京」と「大坂」が選ばれた理由
4 今日まで賑わい続ける城下町その発展の秘密
5 都市を築き文化を運ぶ港町と街道の消長
6 辺境だった地の異色の歴史を探る
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
barcarola
3
城下町の章と街道の章が特に面白かった。が、タイトルにある「地図から歴史を読む」という点では少々期待はずれ。掲載されている地図が少ないことに加え、地図というよりは「図」に過ぎないものが結構含まれている。2020/04/19
五月雨ザバレタ
1
風呂の中で読んでたら後半頭ぼーっとしてあまり入ってきていない。でもざっくりと東京だったり大阪だったり栄えるところは水があって平地であること。あと世界史と違うところはやっぱり戦争が近代になるまでほとんどない(元寇は含むのだろうか)ってところは特徴的だなと思った。2018/03/15
Tetsu Kawakami
0
6
てつ
0
その名の通り、日本地図から歴史を読む本。何故、その土地が発展できたのかという内容が多い。もっと謎に満ちた内容を期待したのに・・・。でも歴史は面白い!2021/03/01
雲をみるひと
0
日本の主要各都市の発展史に近い内容。軽いテーマの本にも関わらず、情報の羅列に留まらず考察まで踏み込んでいるところがよい。テーマ分け、分量とも大変わかりやすい。2018/04/27