出版社内容情報
十字軍の蛮行、魔女狩り、インディオの殺戮、恐怖の植民地支配、革命の名を借りた暴力……。ヨーロッパの“暗黒の歴史”を焙り出す!
内容説明
きらびやかな文化を築き“文明国”と称される西洋の国々。だがその裏には、無知や偏見、強欲からくる流血の歴史があった。現代に続く残酷の系譜がいま明らかに!
目次
1章 古代ギリシア・ローマ編 市民以外は人間じゃない!奴隷文化を築いた軍事国家
2章 民族大移動編 他民族の侵入→撃退の歴史が“貧しく愚かな社会”を準備した
3章 血と暗黒の中世編 ローマ教会の権力拡大と異端排除は、車の両輪のごとし
4章 宗教戦争編 キリスト教徒同士が殺し合いをつづけた本当のわけ
5章 大航海時代と市民革命編 植民地主義を正当化した軍隊の増強と優生思想
6章 自滅するヨーロッパ編 先進文明圏で、大量殺戮はなぜ繰り返されるのか