内容説明
淫らな枕絵で自らを慰める商家の女中、番頭に陵辱されながらも行為に溺れる穀物問屋の若き後妻、金の工面のため体を開く武家の奥方…。江戸の市井に生きる人々の赤裸々な性愛を描くオール書き下ろし傑作選。
著者等紹介
北山悦史[キタヤマエツシ]
1945年、北海道生まれ。山形大学文理学部中退。90年に日本文芸家クラブ大賞、98年に報知新聞社賞を受賞
広山義慶[ヒロヤマヨシノリ]
大阪生まれ。早稲田大学仏文科卒業後、翻訳、脚本、劇画原作などを経て、1983年に本格推理『夏回帰線』で作家デビュー。以後、「女喰い」シリーズなどで人気作家となる
子母澤類[シモザワルイ]
石川県加賀市生まれで、金沢市で育つ。京都の短大を卒業後に上京。設計事務所に勤務しながら小説を書きはじめ、官能小説を中心に執筆活動を展開している
村咲数馬[ムラサキカズマ]
1963年、山形県生まれ。東洋大学卒。銀行員、コミック編集者などを経て作家デビュー。2004年より時代小説に専念
響由布子[ヒビキユウコ]
神奈川県生まれ。大学卒業後、すぐに結婚&子育てに励む。その後、業界誌編集部勤務を経て官能小説家に
石月正広[イシズキマサヒロ]
1950年、東京生まれ。95年、『写楽・二百年の振り子』で作家デビュー。独自の歴史観に基づき、エンターテインメントに徹した時代小説が注目を集めている
嵯峨野晶[サガノアキラ]
1968年、東京生まれ。コンピュータ会社の企画広報室、社長秘書を経て執筆活動に入る。現在、時代小説、ミステリー小説、実録物を主に執筆中
睦月影郎[ムツキカゲロウ]
1956年、横須賀市生まれ。神奈川県立三崎高校卒業。工員、飲食業など様々な職を経て、二十三歳のとき官能作家デビュー。匂いのあるフェティッシュな作品を得意とし、最近は時代官能小説にも手を広げている。著書は二百五十冊を突破(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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