内容説明
「花あるも人あるも性の交わりありて続くもの。性こそ命の根源なり」で始る『花小路流秘伝書』には、女の秘部が手描きで微細に描かれている。花びらがぷっくりとふくらみ、色も赤々としていて、蜜液まであざやかに描かれているのを見ると、花小路流家元を継ぐことになった侘助は興奮し、手が震える…。むらがる女弟子たちと淫らな性宴をくりひろげる侘助の女体遍歴。女性官能作家の第一人者による官能度抜群の長編。
著者等紹介
藍川京[アイカワキョウ]
熊本県生まれ。福岡女子高校卒。20歳の頃から、現代文芸研究所の田端信氏に小説の指導を受ける。1989年、マドンナメイトよりデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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