河出文庫<br> 生活の世界歴史〈8〉王権と貴族の宴

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河出文庫
生活の世界歴史〈8〉王権と貴族の宴

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  • サイズ 文庫判/ページ数 318,/高さ 15X11cm
  • 商品コード 9784309472188
  • NDC分類 209
  • Cコード C0122

内容説明

近代知性の花開く華麗な時代を、新興貴族と下層民、学生と芸術家など様々な日常を描く。

目次

プロローグ 王政の双つの車輪
第二の文運の季節―文芸復興からバロックへ
プレシューズ、もしくは才女気質
恩寵と自由―ジャンセニスムをめぐって
貴族革命か、町民革命か
絶対王政の思春期
ヴェルサイユ宮殿―太陽王の威信と宮廷社交界
マリ・アントワネット哀歌

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

フェイ

2
正直微妙である。自分がタイトルから抱いた印象は王族と貴族の宴会模様だったが、実際はサロンの話が中盤に少し出てくるだけで、思想史が中心であり、その内容も同出版社の世界の歴史シリーズを先に読んだ程度で分かるものではない。また、話も飛び飛びで統一性がないこともわかりにくさを助長させている。 とはいえまったく得るモノがなかったわけではなく、この時代における貴婦人の活躍は興味深く読む事が出来た。また、参考文献を解説付きで載せているのも評価できる点である。2016/05/04

富士さん

1
再読。やっぱり微妙。ナントの勅令と国家理性の関係とか、ジャンセニスムの略歴とか、フロンドの乱の顛末とかあまり詳しく知らなかったことに触れてくれているのはいいですが、上流階級への言及に偏っている上、思想史に流れていて具体相の描写がほとんどなく、生活史ではないですね。最終章を何でつけたのかわからないのをはじめ、全体のまとまりが薄く、ブルボン朝社会史というなら、そこそこといった感じです。この時代への研究水準自体がこの程度なのかもしれませんが、名著が多いシリーズの中ではいまいちです。2016/05/02

きりまん次ゃ郎

0
舞台は近世フランス、対象は王侯貴族新興ブルジョア―中心なので、若干消化不良感が残る。2012/10/27

kei

0
文章が難しすぎてよくわかりませんでした。 こういう難しい本がスラスラ読めるようになりたい。。。

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