内容説明
旅人から隠棲者へ。やがて山を降り、生活者となった巨人の実像。
目次
第1部 自らの名について(南紀特有の人名―楠の字をつける風習について;トーテムと命名)
第2部 アメリカ放浪―在米書簡より(杉村広太郎宛;喜多幅武三郎宛;羽山蕃次郎宛;三好太郎宛;中松盛雄宛)
第3部 ロンドンの青春―ロンドン日記より
第4部 紀州隠棲―履歴書より
感想・レビュー
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i-miya
9
カーニヴァル性 書くことが生命活動 猥談はさんだ方式 リズム 2006.04.21 紀伊藤白王子 熊野93王子 藤白神社 P070 「紀伊続風土記」 中井芳楠 宮武外骨 「江戸あへあへ草紙」(淡野史良) 板 = 版 P081 「新撰姓氏録」 かしわ くり いちい なら 第2部 アメリカ放浪 杉村広太郎宛 P106 漢武帝 2006.04.22 P116 玉影ー写真のことか 小生のアッドレスは・・・ 電車の雪隠2006/04/25
i-miya
8
2006.04.20 P012 命名のエピソード トーテミズム トーテム レヴィ=ストロース 人間であると共に熊であって、楠であって自然でもある アボリジニー デュルケム ベルグソン P030 熊楠がバガボンドになったあたり P045 バロックの天才 ライプニッツ 熊楠 一切智 生気論 プラトンが「コーラ」と呼ぶ宇宙的容器 喜多幅武三郎 M39.07 松江との結婚 P049 柳田國男 元来癇癪もちで狂うところ 博物標本で救われている 異常な集中度 フェリックス・ガタリ バフ
広中錫
0
+82014/02/16