内容説明
女の脳は小さい?女が考えると生殖器がダメになり、自転車に乗ると貞操を失う!?あのダーウィンもアインシュタインも信じていたバカバカしい迷信と固定観念に、十九世紀の女性たちがいかに苦しめられたか、ユーモアと皮肉炸裂で描くイギリス発ジェンダー絵本。何をするにも「問題」があると邪魔をされ、「歴史のゴミ箱」に捨てられた女性たちをすくい上げる!
著者等紹介
フレミング,ジャッキー[フレミング,ジャッキー] [Fleming,Jacky]
漫画家、イラストレーター。チェルシー・スクール・オブ・アートで1年間学んだのち、ファイン・アートを学ぶ。ロンドン在住
松田青子[マツダアオコ]
作家、翻訳家。2013年、『スタッキング可能』でデビュー。『おばちゃんたちのいるところ』がTIME誌の〈2020年小説ベスト10〉に選出され、世界幻想文学大賞、日伊ことばの架け橋賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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kana
21
女性は脳が小さいとか科学を学ぶと髭がはえるとか。「ちょっと待って、本気で言ってる?頭おかしいんじゃないの?」とツッコミが止まらないようなことが、本当に存在した言説であるということに震える。読後しばらく消化不良で言葉が見つからなくて感想が書けなかった、皮肉たっぷりのイギリス発ジェンダー絵本。うん、これはイギリスって感じ。でもこういう現実があって、さらにこの背景で苦しんでいた女性がいたということを思うと、もっとこの絵の裏にある背景を知らなければいけないと思うのです。2025/10/22
かめりあうさぎ
16
松田青子さんの翻訳本だったので手に取りました。フェミ系。田嶋陽子さんの著書でも書かれていたけど、天才は女性にもいたんだよね。社会的構造によってないものとされてきただけで。そういうことを風刺画的にブラックな感じで笑いにしつつ投げつけてくる感じの面白い一冊でした。2025/06/23
まこ
6
この内容、今ガチで言ったら炎上するヤツ。それすらも笑いに変えてしまう。所どこに女性の強さと、女性観を魔に受ける男性を真剣に語る。2025/12/21
ももいろ☆モンゴリラン
4
女性の頭は小さくて脳も軽くて非力、家の中で”大変じゃない”家事をしてちまち刺繍でもやってるのがお似合いさ、だから有史以来女性の偉人はいないのさ… 今、ポリコレで不謹慎で差別的だと思ったあなた、『チ。』はいかがでしたか。私は2巻までしか読んでいないが、あの排他的で、常識だと慣習を疑わず石を投げる世論に、現代の女性差別と似た空気を感じました。アニメは評判だそうで、ただ、そこで終わらせてはいけない寓意を、思いを、作り手たちは感じてほしがっているように私は思ったのですが、それは私の頭が小さいからですか。2025/05/20
nekomurice
4
かわいい絵とは裏腹に、ブラックユーモアと辛辣な皮肉。笑いたいけど笑えない。2025/05/12




