内容説明
人間とは「つながり」を求める動物である―。脳と心のしくみから、進化のプロセス、病との関係、社会・経済的背景、対処法まで、知っておきたい孤独感のすべて。第一人者がさまざまな角度からその本性に迫る。コミュニティーの重要性が見直されている現代社会において、よりいっそう示唆に富む一冊。定番ロングセラーの新装版。
目次
第一部 孤独な人たち(対人関係の中で寂しさを覚える;遺伝の力、環境の力;自己制御力が失われていく;利己的な遺伝子と社会的な動物;普遍的な要素と個別的な要素;孤独感による心身の摩耗)
第二部 人間という社会的な生き物(人と人を結ぶ交感の糸;断つべからざるつながり;誰よりも汝自身を知ること;生まれ持った葛藤;起きて当然の葛藤)
第三部 社会的つながりに意味を見出す(三種類の適応;適切な社会的つながりを築くために;社会的なつながりの力)
著者等紹介
カシオポ,ジョン T.[カシオポ,ジョンT.] [T.Cacioppo,John]
1951‐2018。シカゴ大学ティファニー・アンド・マーガレット・ブレイク殊勲教授、科学的心理学会会長、認知・社会神経科学センター所長などを歴任。「社会神経科学」の創始者の一人。全米科学アカデミー・トロウランド・リサーチ賞ほか多数受賞
パトリック,ウィリアム[パトリック,ウィリアム] [Patrick,William]
ハーヴァード大学出版局、ヘンリー・ホルト社などを経て著述・執筆協力専業となり、数々のベストセラーを世に送り出してきた。「ジャーナル・オブ・ライフ・サイエンス」誌の創刊者・編集人
柴田裕之[シバタヤスシ]
翻訳家。早稲田大学・Earlham College卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
-
- 和書
- 人狼ヴァグナー