内容説明
「わたしは五十歳。この四年間というもの女性とベッドを共にしたことはない」。チナスキーのもとに次々と現れる女たち。情熱的でパーティ好きのリディア、人生が何たるかを知っているディー・ディー、美しいキャサリン…。酒場と競馬場と朗読会をめぐりつつ、彼女たちと逢瀬を重ねた七年間。痛快エピソード満載の究極のブコウスキー小説。
著者等紹介
ブコウスキー,チャールズ[ブコウスキー,チャールズ] [Bukowski,Charles]
1920年ドイツ生まれ。3歳でアメリカに移住。LAシティ・カレッジ中退ののち全米各地を放浪、24歳で最初の小説を発表する。その後は郵便局などに勤務しつつ創作活動をつづける。現在までに100冊におよぶ著作を刊行
中川五郎[ナカガワゴロウ]
1949年大阪生まれ。60年代半ばから曲作りや歌手活動を始める。現在も新曲制作・ライブ活動を継続中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ふみふみ
17
プロットは著者の他作品と同様、酒と女の繰り返しですが、本書は詩人として名を成した主人公のもてまくりヤリまくりが70年代のロックスターとグルーピーを思い起こさせますね。意外だったのは物語の終盤、俺は何というろくでなしなんだーという主人公の泣きの心情描写が1ページ近く続いた箇所で、著者のスタイルはドライだと思ってただけに違和感ありました。ここだけは私の好きなブコウスキーじゃなかったなと。とまれ、本書のおかげで通勤時間を楽しくやり過ごせました。2026/04/18
ざむざむ
0
老詩人チナスキーの行くところ酒と女が尽きることがない。ただただ飲んでイタして旅をする、の繰り返しである。だけど、トラブルだらけの旅路に疲れたチナスキーの「やれやれ」が最高の詩になる。これ以上カッコいい爺さんはいないよなあ。2026/03/03




