内容説明
「おもてに出るときは車に気をつけ、手をつないで、はなればなれにならないようにすること」私たちはどう生き、どのようにふるまい、どんな気持ちで日々を送ればいいか。人間として知っていなくてはならないことはすべて、幼稚園で教わった―世界累計1700万部超、100か国以上で読み継がれる珠玉のエッセイ集。
目次
1 わたしの生活信条
2 折りふしの発見
3 愛のかたち
4 幸福の足し算
5 親しき隣人
6 人の居場所
7 クリスマス
8 自由な心
9 生と死のバランス
10 夢見る心
11 万物流転
12 人間模様
13 人生に乾杯
14 地球の片隅で
15 勇気と信念
16 生きている限り
著者等紹介
フルガム,ロバート[フルガム,ロバート] [Fulghum,Robert]
1937年生まれ。作家、牧師。職業を問われると、哲学者と答えることを常としている
池央耿[イケヒロアキ]
1940年、東京生まれ。翻訳家。国際基督教大学教養学部人文科学科卒。2023年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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coldsurgeon
5
現代の古典だと思う。20世紀の出来事に思いを馳せながら、フルガムの言葉に心をゆだねる。幼稚園で教えられたあるいは躾けられた言動の原則を、幼稚園の生活信条クレドと称し、人生の様々な出来事を、語りつくす。何でもみんなで分け合うこと、ずるをしないこと、人をぶたないこと、など。とても簡単なことのように思えるのに、現代社会で、あちらこちらでないがしろにされる。私自身も、ないがしろにしている点がある。自分の行動を、今からでもいいから、見つめなくてはいけない。2024/06/01
水波野好砂
2
転職を相談した際に元上司から勧められました。正直、最初は「転職と何の関係があるんだろ?」と戸惑いながら読み進め…オススメ本でなければ途中で諦めていたと思います…ゆっくり2ヶ月ほどかけて読み終えました。最後まで明確な答えは得られませんでしたが、悩める元部下に元上司が本書を勧めてくれた理由は、何となく分かった気がします。読んでいくうちに、少しずつ自分の垢が落ちていくような、本当に大切なものしか残らないような、不思議な読書体験でした。「人生の岐路に立った時、自分自身と対話するヒントがある」そんな本だと思います。2024/12/14
藻波
0
牧師なのにけっこう即物的な言い方というか、説教臭くない感じ。色んな経歴を持ってるようだからそれが幅を持たせてるのかなと思った2024/06/19
peace1975
0
タイトルのインパクトに比して中身がバラバラな気がした。2024/02/15