河出文庫<br> 不思議の国のアリス―ヴィジュアル・詳註つき (新装版)

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河出文庫
不思議の国のアリス―ヴィジュアル・詳註つき (新装版)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 243p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784309467573
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

世界中で愛される名作ファンタジーがルイス・キャロル研究の第一人者による魔術的名訳でよみがえる。豊富な注釈とヴィジュアルで新たな発見に満ちた不思議の国へご招待。

著者情報
1832年-98年。イギリスの童話作家、数学者、論理学者。著書に『鏡の国のアリス』『シルヴィーとブルーノ』など。

内容説明

チョッキを着たシロウサギ、ニヤニヤ笑いを残して消えるネコ、おかしなお茶会、苛烈なハートの女王…。不思議でノンセンスで妙ちきりん。一八六二年、「黄金の昼さがり」が生んだアリス・ファンタジー。その不朽の名作が、キャロル研究の第一人者による魔術的名訳と豊富な註釈で生き生きと輝きだす!初版からおなじみジョン・テニエルの挿絵つき。

著者等紹介

キャロル,ルイス[キャロル,ルイス] [Carroll,Lewis]
1832年、イギリスのチェシャー州に生まれる。本名チャールズ・ラトウィッジ・ドジソン(ドドソンとも)。童話作家。オックスフォード大学の数学と論理学の教授でもあり、写真家としても知られる。1898年没

高橋康也[タカハシヤスナリ]
1932年、東京都生まれ。英文学者、文芸評論家。東京大学英文科卒業。東京大学名誉教授。日本英文学会、日本シェイクスピア協会会長などを歴任。1993年、英国よりCBE勲章を受賞。言葉遊びをはじめノンセンス文学の再評価に貢献。2002年没

高橋迪[タカハシミチ]
1932年生まれ。津田塾大学英文科卒業。2016年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ykmmr (^_^)

168
世界中に知られる『名作』。皆さんの感想のように、結構攻めた翻訳が、アリスをお喋りで活動的に飛躍させてくれる。ふと、今まであまり考えた事なかった、アリスの『性格』や『人間性』を自己考察し、文章で味わうのが楽しかった。他の物語でも言えるが、どうしても『ディズニー』の脚色が頭に浮かんでしまうで、どれも原作をしっかり読むのは大事と思った。それにしても絵が綺麗。2022/12/13

イナ

11
★★★☆☆ よくわからん!!!!2024/10/20

ふみふみ

11
初読の山形訳が攻めた日本語訳(苦笑)でスラスラ読めたせいか、本書の訳文にはリズムや古い言い回し等結構な読みづらさを感じます。裏表紙には「キャロル研究の第一人者による魔術的名訳」とありますが、これは本書が最初に出版された1980年代の話なのでしょう。比較のため角川文庫版の河合訳を読んでみたのですが、こちらの方がスムースな日本語で原文のダジャレの部分などの置き換えも優っています。結局、本書の良さはジョン・テニエルの挿絵が大きく、くっきり、綺麗に見れる、これだけに尽きるのかなと思います。2022/10/16

Amethysteria

2
> ヴィジュアル・詳註つき というのが全て。訳出は各々好みがありましょう。註釈好きマンにとっては手軽に懐かしい気分になれるので良いですよ。 作者の意図や執筆の背景に触れた、作者本人や訳者による執拗な註釈、脚注に収まりきらず巻末に膨大なページが割かれていて、本編と註釈とを行き来しながら、「さて、私はどちらを読んでいたのだっけ?」となるのが好きな人向け。欧米の風俗を風刺したファンタジー小説あるある。ゲーム本編よりも攻略本を楽しむ気持ち。最近そういう小説を中々読まないので、手軽に懐かしく読みました。

白いハエ

1
『ハムレット』が混沌の中での決断を描き『ゴドーを待ちながら』が無意味の中で生きることを描いたのだとすれば、アリスは無意味の創出をとことん行っているように読む。身体の大きさを恣意に変更すること、言語の音から意味を剥ぎ取ること、慣用句の文字通りの事柄を取り出すこと、云々。文字で綴られた物語であるから実現できたナンセンス。不思議の国の不条理は自由であると言える。「あんたがどこへ行きたいかでかなりちがってくるだろうな」「どこでもかまわないんですけど──」(p106)とチェシャ猫に答えるアリスの困惑が面白い。2022/10/15

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