出版社内容情報
17年前、ヴァネッサは教師と秘密の恋をした。しかし#MeTooムーブメントのさなか、記憶の闇から残酷な真相が浮かび上がる。
内容説明
十五歳、寄宿学校に通うヴァネッサは四十二歳の教師・ストレインの“恋人”だった。しかし十七年後、思い出を胸に秘めた彼女の前に、彼を性的虐待で告発するというひとりの女性が現れる。混乱するヴァネッサの記憶の底からは、やがておぞましい過去が浮かびあがり…。少女との恋愛、その欺瞞を打ち砕く衝撃作。世界三十二カ国で刊行。
著者等紹介
ラッセル,ケイト・エリザベス[ラッセル,ケイトエリザベス] [Russell,Kate Elizabeth]
1984年、米国・メイン州生まれ。カンザス大学にてクリエイティブ・ライティングの博士号、インディアナ大学にて修士号を取得。2020年、デビュー作である『ダーク・ヴァネッサ』がベストセラーとなり、世界30カ国以上で翻訳される
中谷友紀子[ナカタニユキコ]
神奈川県生まれ。翻訳家。京都大学法学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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