出版社内容情報
おいしさは科学でわかる。栽培、醸造、味覚まで、わかりやすくワインのすべてを極めた世界的ベストセラー、ついに文庫化!
内容説明
おいしさは科学でわかる。栽培、醸造、味覚まで、初めてワインをわかりやすく極めた世界的ベストセラー。好評の初版本をさらに改訂した『新しいワインの科学』の文庫化。実際に使える新技術の開発にも対応。伝統と最新技術、偏見や先入観を打ち破り、科学的事実のすべてを網羅した、常識をくつがえす名著。ワイン好きは必携!
目次
第1部 ブドウ栽培の科学(ブドウとはどんな植物か;テロワールの正体に迫る;土とブドウ ほか)
第2部 ワイン醸造の科学(酵素管理とワインの品質;全房発酵とマセラシオン・カルボニック;風味を決めるオーク樽の秘密 ほか)
第3部 ワインと人体の科学(ワイン・テイスティングと感覚の個人差;脳が風味を感じる仕組み;唾液が鍵を握るワインの味 ほか)
著者等紹介
グッド,ジェイミー[グッド,ジェイミー] [Goode,Jamie]
イギリスのワインライター。植物生物学で博士号を取得後、科学書の編集に携わる。2000年に早くもオンライン・ワインマガジンを、翌年にワインブログを立ち上げる。2008年よりワインライターを専業とする。2006年に『ワインの科学』でグレンフィディック賞を受賞
梶山あゆみ[カジヤマアユミ]
東京都立大学人文学部英文科卒業。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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まこ
8
ワインについて科学的に解説してる。同じ地域でも土や水、細かい場所によって品質に違いが出るから注意。樽にコルク栓、ここまでワインの一つとして取り上げてるよ2022/08/12
franz
2
結局客観的にワインの優劣を定義することはできないだろう。本、オーディオ、絵画、カメラと写真など、趣味というのはそういうものだと思う。2021/11/26
はろはろは
0
2008年の新版。結果、2014年の「新しいワインの科学」単行本と全く同じ内容の文庫本である。 2023/02/08
Mits
0
どれだけ科学しても、「これが最高のワイン」なんていうゴールは無いわけで、なんというか徒労感のある研究だわ。ただ、例えば日本酒でも獺祭みたいなハイテク酒造の成功例もあるわけで、ワインはその先を行ってるように思う。要するに、儲けが先行するならその徒労の研究にも意味が出てくる。まぁ、学術的な話とはちょっと違うわね。2021/12/07
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