河出文庫<br> すごい物理学入門

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河出文庫
すごい物理学入門

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  • サイズ 文庫判/ページ数 150p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784309467238
  • NDC分類 420
  • Cコード C0142

出版社内容情報

『すごい物理学講義』や『時間は存在しない』で世界的にベストセラーを誇る天才物理学者の本邦初訳書。既刊の中で最もわかりやすい。

内容説明

世界的ベストセラー『時間は存在しない』『すごい物理学講義』の天才物理学者による世界一わかりやすく美しい「七つの講義」。『世の中ががらりと変わって見える物理の本』を改題して文庫化。物理を知りたいと思っているあなたに贈る、最も軽やかで最も素敵で、あっというまに理解できる感動的な究極の名著。

目次

第1回講義 世界でいちばん美しい理論
第2回講義 量子という信じられない世界
第3回講義 塗りかえられる宇宙の構造
第4回講義 落ち着きがない粒子
第5回講義 粒でできている宇宙
第6回講義 熱が時間の流れを生む
最終講義 自由と好奇心

著者等紹介

ロヴェッリ,カルロ[ロヴェッリ,カルロ] [Rovelli,Carlo]
1956年、イタリアのヴェローナ生まれ。ボローニャ大学で物理学を専攻、パドヴァ大学大学院へ進む。その後、ローマ大学、イェール大学、トレント大学などを経て、ピッツバーグ大学で教鞭をとる。現在は、エクス=マルセイユ大学の理論物理学研究室で、量子重力理論の研究チームを率いる。専門は「ループ量子重力理論」で、世界の第一人者

竹内薫[タケウチカオル]
東京大学理学部物理学科、マギル大学大学院博士課程修了。NHK番組「サイエンスZERO」など、サイエンス作家として科学の面白さを伝え続ける

関口英子[セキグチエイコ]
埼玉県生まれ。大阪外国語大学イタリア語学科卒業。翻訳家。児童書やノンフィクション、映画字幕までイタリア語の翻訳を幅広く手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まこみや

71
ロヴェッリが描く物理学の最先端の景色は、常識的な日常世界とは途方もなく隔った奇妙で驚異に満ちた世界である。そこには絶対矛盾の自己統一とでもいう他ない、一種の美しさがある。そうした画期的な理論の一々が常に逆説的な発想によって齎されたことにも感動する。さらに理論の説明の端々における、彼のちょっとした発言が素敵だ。特に、ベートーヴェンの後期弦楽四重奏曲の美しさを語ると同時にアインシュタインの相対性理論の美しさを語り、その美しさを理解することは世界に対する新しい見方を獲得することだという発言には深く啓発された。2023/09/08

特盛

32
評価3.5/5。ループ量子重力理論の旗手、カルロ・ロヴェリの物理読み物。イタリアの新聞の連載のまとめで、ウンベルト・エーコの新刊を抑えベストセラーになったという。「時間は存在しない」、や「世界は関係で出来ている」より更に入門書といった感じ。相対論、量子論、標準理論、と量子重力論、時間についての発見の歴史や内容の紹介がごくごく初心者にもわかりやすくなされる。物理・哲学・人間愛に満ちた眼差しが良い。これも子供に読ませたいなぁ。2024/08/16

nbhd

27
何も考えずにそのまま飲み込んだ一文①「過去と未来のあいだに違いが生じるのは、熱が介在する場合に限られます」。物理学で、「時間の流れ」をつかめているのが熱力学の分野だけらしい(しかも「かろうじて」くらい)。/何も考えずにそのまま飲み込んだ一文②「熱が、熱いものから冷たいものへ移動するのは、絶対的な法則にしたがっているからではなく、たんに高い確率でそうなっているにすぎない」。熱い物体が、冷たい物体と触れて、熱くなることも確率的にはありうるけど、ほんのわずかな確率なので、現実的に起きないだけらしい。すごいね。2021/06/28

ロア

26
物理とは何か?哲学や科学史までをも広く俯瞰した上で一つの「流れ」としてとらえ、物理のはじめの一歩を「7つの講義」で優しく説いてくれます。予想外の方向へ向かう最終講義は必読!自然から歪に乖離していく人類の現状をただ見ている事しか出来ない自分の不甲斐なさも相まって、新年早々号泣。゚(゚´Д`゚)゚。泣いてるだけじゃ何にも始まんねーぞ!2021/01/01

tetsu

24
★5 イタリア人の書いたベストセラーになった物理学の入門書。難解な物理を、誰もがわかる平易な言葉で詩的に語る本。訳者の関口英子さんも素晴らしいのだろう。とても分かりやすく日本でいうと村山斉や福岡伸一などか。 『熱が時間の流れを生む』と『自由と好奇心』の章が特によかった。 宇宙から人間に関する考察まで教養溢れる良書でおすすめの一冊。読書の醍醐味ですね。2020/12/26

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