内容説明
心の河を下る波瀾万丈の冒険小説。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
フリウリ
8
小島信夫訳で、以前から読みたいと思っていて、ようやく読みました。自然児ハックはどうして「黒人奴隷」を助けたのか、また助け、ともに行動するなかで、感情、思考、行動がどのように葛藤し、動いていくか、などに特に注意が向きました。だいぶ前に村岡訳で読みましたが、本書は縮約。ちょっと物足りないところもあり、いずれ柴田訳を読んでみたいと思います。1885年刊。82024/09/10
mikky32
1
トムソーヤを読んだことがないんだけれど、ハックが物語り冒頭で自己紹介してくれるので特に問題なし。かえって先入観なくハックに出会えたかもしれない。自分の心としっかり向き合って物事を判断できるハック。ジムとの関係が旅の中でだんだん変わっていっているのも、成長を感じた。それに比べてハックの父親や詐欺師たち、「反目」を続ける一族など大人はひどいダメっぷり・・・。大人の一員としてハックに対して恥ずかしくなります。ハックやトムはどうかこんな大人になりませんように。2014/07/20
Maumim
0
1993年7月11日読了。
Eleanor
0
トウェインあるある、結末の尻切れとんぼ感よ!2025/07/17
なおゆき
0
大事なシーンも含めだいぶ端折られているし、所々誤訳もあるけど、翻訳はそんなに悪くないと思いました ただ、タールアンドフェザーのリンチは別に焼き殺す所まではセットじゃないような気がするので、そこが付け足されていたのは疑問です2022/04/17