出版社内容情報
脳と心のしくみ、遺伝と環境、進化のプロセス、病との関係、社会・経済的背景……「つながり」を求める動物としての人間の本性に迫る
内容説明
その孤独感には理由がある!脳と心のしくみから、遺伝と環境、進化のプロセス、病との関係、社会・経済的背景まで…「つながり」を求める動物としての人間―第一人者がさまざまな角度からその本性に迫る。少子高齢化が進み、コミュニティーの重要性が見直されている現代社会において、よりいっそう示唆に富む一冊である。
目次
第1部 孤独な人たち(対人関係の中で寂しさを覚える;遺伝の力、環境の力;自己制御力が失われていく;利己的な遺伝子と社会的な動物;普遍的な要素と個別的な要素;孤独感による心身の磨耗)
第2部 人間という社会的な生き物(人と人を結ぶ交感の糸;断つべからざるつながり;誰よりも汝自身を知ること;生まれ持った葛藤;起きて当然の葛藤)
第3部 社会的つながりに意味を見出す(三種類の適応;適切な社会的つながりを築くために;社会的なつながりの力)
著者等紹介
カシオポ,ジョン・T.[カシオポ,ジョンT.] [Cacioppo,John T.]
シカゴ大学ティファニー・アンド・マーガレット・ブレイク殊勲教授。科学的心理学会元会長。認知・社会神経科学センター所長。「社会神経科学」の創始者の一人。全米科学アカデミー・トロウランド・リサーチ賞、アメリカ心理学会殊勲科学貢献賞ほか多数受賞
パトリック,ウィリアム[パトリック,ウィリアム] [Patrick,William]
ハーヴァード大学出版局、ヘンリー・ホルト社などを経て著述・執筆協力専業となり、数々のベストセラーを世に送り出してきた。「ジャーナル・オブ・ライフ・サイエンス」誌の創刊者・編集人
柴田裕之[シバタヤスシ]
翻訳家。早稲田大学・Earlham College卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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