出版社内容情報
あかるく澄み切った日本語による正確無比な翻訳で、いま、ツァラトゥストラが蘇る。もっとも信頼に足る原典からの初の文庫完全新訳。
【著者紹介】
1844-1900。著書『悲劇の誕生』、『反時代的考察』、『人間的な、あまりに人間的な』、『曙光』、『ツァラトゥストラ』、『偶像の黄昏』、『この人を見よ』など。ヨーロッパ思考のありかたを根底から揺るがした哲学者。
内容説明
「わたしはこの本で人類への最大の贈り物をした」(ニーチェ)。あかるく澄み切った日本語による正確無比な翻訳で、いま、ツァラトゥストラが蘇る。現在もっとも信頼に足るグロイター版ニーチェ全集原典からの初の文庫完全新訳。読みやすく、しかもこれ以上なく哲学的に厳密な、ツァラトゥストラ訳の新標準が、遂にあらわれた。―この危機の時代のために。ふたたび。諸君、ニーチェは、ここにいる。
目次
第1部 ツァラトゥストラの教説(三つの変化について;徳の講座について ほか)
第2部(鏡を持つ幼子;至福の島々で ほか)
第3部(漂泊者;幻影と謎について ほか)
第4、最終部(蜜の供物;悲鳴 ほか)
著者等紹介
ニーチェ,フリードリヒ・W.[ニーチェ,フリードリヒW.] [Nietzsche,Friedrich Wilhelm]
1844‐1900。哲学者
佐々木中[ササキアタル]
1973年青森県生。作家、哲学者。東京大学文学部思想文化学科卒業、東京大学大学院人文社会研究系基礎文化研究専攻宗教学宗教史学専門分野博士課程修了。博士(文学)。専攻は哲学、現代思想、理論宗教学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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