内容説明
古代ペルーの人々は太平洋をバルサ材の筏で渡り、ポリネシア人の祖先となったのではないか?その仮説をみずから実証すべく、古代の筏を複製したコン・ティキ号に乗り、五人の仲間とともに太平洋横断の航海に挑む―奇抜な着想と貴重な体験、ユーモラスな筆致で世界的なベストセラーとなった大冒険記。
目次
学説
探検隊の誕生
南米へ
太平洋横断
途の半ば
南海の島々へ
ポリネシア人たちの間で
著者等紹介
ヘイエルダール,トール[ヘイエルダール,トール] [Heyerdahl,Thor]
1914年、ノルウェー生まれ。人類学者、探検家。47年、古代ペルーの筏を複製したコン・ティキ号で太平洋横断に成功。翌年に『コン・ティキ号探検記』を刊行、世界中でベストセラーとなる。51年、その航海の記録映画でアカデミー賞長編ドキュメンタリー部門を受賞。その後も古代エジプトの葦船を複製したラー号で大西洋を横断するなど、人類学上の研究と冒険に挑みつづけた。2002年、死去
水口志計夫[ミズグチシゲオ]
1926年、仙台生まれ。東京大学文学部英文学科卒業。英文学者。立教大学名誉教授。2005年、死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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