内容説明
テムズ河口の寒村で暮す少年ピップは、ある日大きな屋敷に連れて行かれる。女主人の婚礼で時が止まったままのその家では、昔日の花嫁と美少女エステラが奇妙な隠遁生活を送っていた。やがて莫大な財産を約束されたピップはロンドンに旅立つ…。巨匠ディケンズの自伝的要素もふまえた最高傑作、抜群に読みやすい新訳版。
著者等紹介
ディケンズ,チャールズ[ディケンズ,チャールズ][Dickens,Charles]
1812年ポーツマス生まれ。19世紀ヨーロッパを代表する小説家。後年の作家たちに多大な影響を与えている。1870年没
佐々木徹[ササキトオル]
1956年生まれ。京都大学大学院教授。専門はイギリス小説(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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