出版社内容情報
〈西のはて〉を舞台にした、ル=グウィンのファンタジーシリーズ第二作! 文字を邪悪なものとする禁書の地で、少女メマーは一族の館に本が隠されていることを知り、当主からひそかに教育を受ける――。
著者
アーシュラ・K・ル=グウィン (ル=グウィン,アーシュラ・K)
1929年カリフォルニア州バークレーに生まれる(父、アルフレッド・L・クローバーは世界的に著名な文化人類学者。母、シオドーラ・クローバーは作家で『イシ――北米最後の野生インディアン』の著者として知られる)。歴史学者チャールズ・ル=グウィンとの結婚後の1962年に作家としてデビュー、斬新なSF/ファンタジー作品を次々に発表して、ほどなく米国SF界の女王ともいうべき輝かしい存在になった。SF/ファンタジー以外の小説、児童書、詩、評論においても高い評価を受けている。ネビュラ賞、ヒューゴー賞など、SF分野の重要な賞を何度も受賞したほか、ボストングローブ=ホーンブック賞、全米図書賞、PEN/マラマッド賞など数々の栄誉に輝く。代表的作品に『闇の左手』、『所有せざる人々』、「ゲド戦記」シリーズ『なつかしく謎めいて』ほか。
谷垣 暁美 (タニガキ アケミ)
1955年大阪生まれ。ニューヨーク市立大学ハンターカレッジ大学院修士課程修了(英語教育法専攻)。1988年から雑誌記事や英米の小説、ノンフィクションの翻訳に従事。訳書に、『なつかしく謎めいて』、ルドルフ・E・タンジ、アン・B・パーソン『痴呆の謎を解く』(文一総合出版)、ヴィレム・エルスホット『9990個のチーズ』(ウェッジ/共訳)、ジェフリー・フォード『白い果実』(国書刊行会/共訳)、ジョゼフ・ルドゥー『シナプスが人格をつくる』、デイヴィッド・ヒーリー『抗うつ薬の功罪』(共にみすず書房)ほか。
内容説明
“西のはて”の都市アンサルでは、他国の圧政により、長い間本を持つことが禁じられていた。かつて交易と文化を担っていた名家に生まれた少女メマーは、一族の館に本が隠されていることを知り、当主である道の長からひそかに教育を受けるようになる―。巨匠ル=グウィンがおくる、新たなファンタジー・シリーズ第二作。
著者等紹介
ル=グウィン,アーシュラ・K.[ルグウィン,アーシュラK.][Le Guin,Ursula K.]
1929年、カリフォルニア州生まれ。62年のデビュー以来、斬新なSF・ファンタジー作品を次々に発表。ネビュラ賞、ヒューゴー賞、ローカス賞ほか数々の受賞歴を誇り、米国SF界の女王と呼ばれる
谷垣暁美[タニガキアケミ]
1955年生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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