内容説明
変幻自在な語り部Qfwfq氏。あるときは地球の起源の目撃者となり、あるときは生物の進化過程の生殖細胞となって、宇宙史と生命史の途方もなく奇想天外な物語を繰り広げる。現代イタリア文学界を代表する作家が、伝統的な小説技法を打ち破り、自由奔放に想像の翼をはばたかせて描いた連作短編集。幻想と科学的認識とが、高密度で結晶した傑作。
著者等紹介
カルヴィーノ,イタロ[カルヴィーノ,イタロ][Calvino,Italo]
1923‐85年。イタリアの作家。第二次世界大戦末期のレジスタンス体験を経て、『くもの巣の小道』でパヴェーゼに認められる。『まっぷたつの子爵』『木のぼり男爵』『不在の騎士』で寓話的・ピカレスク世界を描き、SF風の『レ・コスミコミケ』『柔かい月』など、世界の現代文学の最前線に立つ作品を残す
脇功[ワキイサオ]
1936年生まれ。京都大学大学院博士課程修了。プール学院大学教授
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