内容説明
恋する女のために南米で働いた。その金はすべてロンドンの女の口座に振り込んだ。３年。結婚しようと帰って来た霧の都に、女はいなかった。金も消えていた。裏切られた恋。酔いつぶれてテムズ川岸に寝ていたマシューの前に、不思議な女が現われた。これは夢か―。次々に襲ってくる危機の連続と悪党の数々。やがては名作『死にゆく者への祈り』を生むヒギンズの大都会陰謀サスペンス。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ボブ
2
初期作品、冒険小説と言うよりミステリ、スリラーですね。大変読みやすく面白い。2021/03/20
Masao Fujita
0
掃除中に発見し、読み始めて三日間で完読。 ヒギンスらしい最初からノンストップの話の展開。犯人にされて、脱獄し、犯人探しで、どんどん先に進んでいく。読み始めたら止まらないスピード解決。危険な状況にあっても判断を誤らず前に突き進む主人公のカッコよさにシビレました。2021/05/05
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