出版社内容情報
【目次】
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
うさぎや
6
「逃亡くそたわけ」続編。何があっても人生は続く。2025/11/04
いんぐまる
5
「逃亡くそたわけ」の記憶が朧げだったので、続編と意識せず読んだ。双極性障害の花ちゃんが、結婚して子育て中にコロナ禍で感じた二年半の記録。自分の直感すら怪しくなり、同調を強いられる状況を鈍化して過ごしたあの時の空気を思い出した。辛くて面倒でも、生活は終わらなくて続けるしかない。「まっとうな人生」ってどんなだろう。リスクがなくても正解ばかりで実体のない人生は味気ない。富山弁で「つかえん」は大丈夫の意味と知り、この作品の中で象徴的な言葉だなと思った。まともでなくても、まっとうな人生を。 2026/01/23
てったん
3
逃亡くそたわけの続編ですが、前作を遥かに越えるもので、花ちゃんの考えがとても共感でき、解説の武田砂鉄さんの、「よし、これでいいんだ」という言葉に集約されると思いました。本当に、何かあったわけではないですが、こういうものを素敵な小説と言えるんだと、言いたいと思います。2026/02/04
オールド・ボリシェビク
3
絲山秋子は裏切らない。最高だよ。精神病院で知り合った男女がクルマで九州を爆走するロードノベル「逃亡くそたわけ」から20年近く。続編がこれだ。結婚し、娘ができた花ちゃんはかつて逃亡をともにした「なごやん」と富山県で再会する。なごやんも結婚し、地道な人生を歩む。それぞれの道を行くふたり。それぞれにまっとうな人生を行くふたりに、読後、拍手を送りたくなった。北陸の風物がたくさん出てくるが、絲山秋子、勉強したな、かなり。それはともかく、人生は続く、ということを平易な言葉で優しく伝えてくれる小説です。傑作。2025/10/23
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3
冷凍のご飯ほぐして出したことない。2025/11/05
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