出版社内容情報
【目次】
内容説明
佐賀商業の剛速球投手、やがては名古屋軍(中日ドラゴンズ)のエースとなった石丸進一は、昭和二〇年五月、鹿児島の鹿屋基地にて、最後のキャッチ・ボールを終えると、「われ人生二十四歳にして尽きる」と墨書した白鉢巻を残して特攻機と共に南の雲の果てに散っていった。戦火に青春を奪われた余りに短い野球選手の生涯を、渾身の筆で描く傑作ノンフィクション。映画『人間の翼』原作。
目次
プロローグ 忘れ得ぬおでこの痛み
一 佐賀商の“いひゅう者”投手
二 「大東亜戦争」下の職業野球
三 「名古屋軍」エース石丸進一
四 学徒動員令くだる
著者等紹介
牛島秀彦[ウシジマヒデヒコ]
1935‐1999。ノンフィクション作家。中国・青島生まれ。早稲田大学文学部卒業後、ハワイ大学、ジョージタウン大学、ジョージワシントン大学で学び、のちに東海女子大学文学部教授も務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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