出版社内容情報
【目次】
内容説明
昭和二〇年四月七日、巡洋艦矢矧艦長として、戦艦大和らとともに沖縄特攻突入作戦の途上、ついに南西諸島沖で被爆沈没するまで、太平洋戦争のほぼ全期間を、艦長・指令として作戦の最前線にあり続けた生粋の海軍将校・原為一。駆逐艦天津風、巡洋艦矢矧を指揮した歴戦の艦長が見た帝国海軍の栄光と終焉。英米仏伊でも翻訳され反響を呼んだ名戦記。
目次
緒戦(山本連合艦隊司令長官の決意;スラバヤ沖の血戦 ほか)
ソロモンの血闘(凄惨なガダルカナル島沖血戦;機動部隊の格闘 ほか)
あえぐ日本(高松宮に必勝の秘策を献ず;涙ぐましい川棚特攻隊の訓練 ほか)
連合艦隊の最後(沖縄突入作戦;出撃前夜の死別の乾盃 ほか)
終戦(原爆二号投下さる;昨日の敵はきょうの友)
著者等紹介
原為一[ハラタメイチ]
1900年10月16日、香川県高松市に生まれる。高松中学卒業後、海軍兵学校49期生。1922年12月、少尉任官。1940年、駆逐艦天津風艦長として開戦を迎える。1942年12月、大佐進級。同年、時雨、白露、有明、夕暮など駆逐隊指令となる。1944年、巡洋艦矢矧艦長。1945年、矢矧艦長として沖縄特攻作戦に参加し、奇跡的に生還する。1980年10月10日、永眠(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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