内容説明
破格の構想力によって日本社会を揺り動かした戦後最大の出版人・角川春樹。父・源義との壮絶な闘争を経て社を率いると、数々のメディアミックス商法で社会現象を巻き起こし、出版・映画業界を根底から変革した。そして過激な風雲児はいま、「活字と書店」の守護神に―。文庫化に際し、大幅な増補を施した全軌跡の決定版。戦後文化史の新たな地平。
目次
序章 「角川/KADOKAWA」波乱の時代
第一章 敗れざる者
第二章 少年時代(~二十二歳)
第三章 編集者時代(二十二~三十三歳)
第四章 映画プロデューサー時代(三十四歳~)
第五章 俳人と映画監督の間(四十歳~)
第六章 収監そして復帰へ(五十一~六十二歳)
第七章 最後の監督作品
第八章 それでも敗れざる者
終章 角川春樹、最後の戦い
著者等紹介
伊藤彰彦[イトウアキヒコ]
1960年生まれ。映画史家。映画人の栄光と挫折を濃密に描き、ノンフィクションの新たな領域を拓く(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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